かゆい!あせもの対処法と予防策は?

 

かゆい!あせもの対処法と予防策は?

こんにちは!処方箋なしで病院の薬が買えるセルフケア薬局です。

あせもができると、かゆみに悩まされますよね。

今回は、あせもの対処法と予防策についてご紹介します。

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Contents

あせもはどうしてできるの?まずは原因を知ろう

あせもができる原因は「汗をかくこと」だと思っていませんか?
実はそれだけではないのです。汗ができる原因をいくつかご紹介していきます。

 あせもができる原因は?

あせもができる原因は、汗腺が詰まって炎症が起きることです。
汗がついた服を着たままでいたり、タオルで汗を拭かなかったりすると、毛穴に汗がたまり、あせもができてかゆみなどの症状が出ます。

汗だけでなく皮膚にホコリがつき、汗腺が詰まることもあせもの原因です。
その他、冷房が効いた部屋にいることが多い、あまり運動をしないので汗をほとんどかかないなど、汗をかく習慣がなく、汗を体の外に出さないこともあせもの原因です。

 あせもができるとどんな症状が出る?

あせもができると、

  • ・かゆみ
  • ・赤くなる
  • ・小さいポツポツとした湿疹
  • ・水ぶくれ

などの症状が出ます。

あせものかゆみは強いため、我慢できずにかきむしってしまう人がいます。かきむしると汗がしみてヒリヒリとした痛みが出ることもあります。さらに、かきむしった傷口から雑菌が入り、化膿したりとびひしてしまう可能性もあります。かきむしると治りにくくなり、傷痕が残りやすくなる原因となるので注意しましょう。

 あせもはどこにできやすい?

あせもができやすい部位は、頭や額、わきの下、足の付け根、膝の裏などです。これらの部位は汗をかいたときにタオルで拭きにくく、通気性が悪いためムレやすい箇所です。あせもができやすい人は、この部位に汗がたまらないよう意識することが大切です。

また、あせもは6〜9月にできやすいです。特に6月前後は梅雨もあり湿気も多いですから、あせもができないよう注意すべき季節です。

あせもの対処法は?

あせもができてしまったときの対処方法について、ご紹介します。

通気性の良い服装を心がける

あせもはムレやすい環境だと、雑菌が繁殖したり汗が溜まったりして悪化しやすいです。
汗をこまめに拭くとともに、通気性の良い服装にすることを心がけましょう。
ゆったりした服や、綿、麻でできた服がおすすめです。

市販の薬を試してみる

市販の薬を使って、かゆみや炎症を抑えましょう。
かゆみ止めには色々な種類がありますが、ベタつきがない、非ステロイド性のクリームなどを使用しましょう。

ステロイド外用薬を使ってみる

痒みや炎症が強い場合には、ステロイド外用薬を使用するのがおすすめです。
化膿や感染症の可能性のある傷には、抗生物質成分が入っているステロイド剤がおすすめです。

ただしステロイド剤は効果が強いため、長期間使用するのはおすすめできません。
使用上の注意をよく読んでから使用し、治ったら使用は中止しましょう。

それでもダメならすみやかに病院へ

上記を試しても症状がよくならない場合は、すみやかに病院を受診しましょう。
症状が悪化すると、そのぶん完治するまでの期間も長くなるので注意してくださいね。

 あせもができたときに注意すべきNG行動

あせもができたときのNG行動は3つあり、これを行うとあせもが悪化する危険性があります。

まず一つ目は、先ほども説明したかきむしる行動です。かきむしるとあせもによる炎症が悪化したり治りが遅くなるだけでなく、雑菌によって化膿する場合があります。

二つ目はベビーパウダーを塗ることです。ベビーパウダーはあくまであせも予防で使用され、あせも自体にはあまり良くありません。「乾燥させた方が良いのでは」と思う人がいるかもしれませんが、粒子が細かいベビーパウダーを塗ると、汗で固まり汗腺が詰まってあせもが悪化してしまう可能性があるのです。

三つ目は、何もせずそのまま放置することです。
あせもができた部分にさらに汗がたまると、あせもの症状がひどくなるのできちんと対処するようにしましょう。

 あせもの予防策は?

あせもは一度治っても、予防をしなければ再発する可能性があります。
3つの予防策を頭に入れ、あせもを作らないようにしましょう。

1.皮膚を清潔に保つ

皮膚に雑菌がついていたりムレたりと、不衛生な状態にするとあせもができやすくなります。入浴時には膝の裏や脇の下までしっかり洗い、皮膚を清潔に保つようにしましょう。

2.汗をかきすぎない

汗のかきすぎもあせもの原因の一つです。
通気性の良い服を着たり、冷房や扇風機を使うなどして、汗をかきすぎないよう注意しましょう。
制汗剤を使用するのもおすすめです。

3.こまめに汗を拭く

汗が溜まると汗腺が詰まりやすくなってしまうので、「汗をたくさんかいたな」と感じたときは汗を拭いたり適度にシャワーを浴びたりと、肌に汗がついたままにならないようにしましょう。

まとめ

あせもは汗をたくさんかくことや、肌についた汗をそのままにすることが原因でできるものです。
特に汗をかきやすい夏場は注意が必要です。日頃からあせもの予防策を行い、あせもができてしまったときは正しい対処を行い、夏を快適に乗り越えましょう。

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看護師 小瀬文彰
監修:
看護師・保健師 小瀬文彰
■慶應義塾大学看護医療学部卒。予防医療や、自宅で療養される方を対象とした訪問看護(在宅医療)に従事。
■2019年に薬剤師と共にセルフケア薬局創業し、COOに就任。新たな医療を創造し、より健康な社会の実現していきます。