ミヤBMって、どんな薬?市販薬はあるの?

こんにちは!セルフケア薬局から、今回はミヤBMについて解説をしていきたいと思います。

この「ミヤBM」ですが、「ビオフェルミン」と似た作用を持った整腸薬です。ただ、少し違った特徴をもった薬でもありますので、比較をしながらみていきましょう。

そして、このミヤBMという薬。おそらく、多くの方が「病院でもらったことがあるかも?」という印象をお持ちだと思います。

「病院にいく時間がない」とか、

「症状が軽いから、病院にいくほどでもないな」という時にはどう対応するのがよいのか?

こんな疑問にもお答えしていきたいと思います!

ミヤBMって、どんな薬なの?

ミヤBMは整腸薬。お腹の調子を整えてくれる薬です。では、どのような作用があるのでしょうか?

具体的にみていきましょう。

ミヤBMの有効成分:「宮入菌」

ミヤBMの有効成分は、「酪酸菌」。別名を「宮入(ミヤイリ)菌」という、腸内細菌の一種です。

1933年、宮入近治博士が人の腸内細菌の研究中、腸管の腐敗を抑える細菌を発見し、「”宮”入菌(Clostridium “B”utyricum “M”IYAIRI)」と名付けました。そう、これが後のミヤBMの語源になったわけですね。

宮入博士はミヤBMの製造販売元であるミヤリサン製薬株式会社の初代社長に就任するのですが、”ミヤ”B”M” と2回も名前が入ってしまうあたり、会社にとってすごく偉大な社長だったのでしょうね!

酪酸菌(宮入菌)は、1940年に製造販売承認を受けてから、今日まで広く使用されています。歴史ある国産の医薬品です。

「腸内細菌」と「腸内フローラ」

腸管内には数百から数千種の腸内細菌が生息していると言われていますが、人に対する働きの違いから3つに分類されます。

①「善玉菌」:ビタミンを作る、消化吸収を助ける、免疫力を強くするなど、人にとって好ましい働きをする。

②「悪玉菌」:毒素やガス、発がん物質を作るなど、人にとって悪い働きをする。

③「日和見菌」:普段はおとなしいが、人の体が弱ると悪さをしだす。

そして、これらの腸内細菌達は、一定のバランスを保って生態系を形成しています。これを「腸内フローラ」といいます。

腸内フローラは食事やストレス、加齢による影響を受け変化します。腸内フローラのバランスが、悪玉菌優勢になってしまうと、軟便や便秘、腹痛などの症状を起こしたり、病気の原因になったりします。

酪酸菌(宮入菌)の整腸作用

ミヤBMを服用すると、腸管内で宮入菌が増殖。悪玉菌を抑制し、腸内フローラのバランスを善玉菌優位の方向へ改善してくれます。

また、酪酸菌は「芽胞」という、言わば「バリアー」を作ることができる、というすごい特徴があります。

過酷な環境下でもバリアーをはって身を守ることができるので、腸内の善玉菌の中でも「生存力の強い菌」であるということができます。

では、生存力が強いと具体的にどんな利点があるのでしょうか?

例えば、ビフィズス菌(ビオフェルミンの有効成分)には芽胞形成の能力がありません。そのため、抗菌薬と一緒に使ってしまうと(ビフィズス菌も「菌の一種」ですから)影響を受けて効果が著しく落ちてしまいます。そのため、一緒に使わないことになっています。

一方の酪酸菌を含む整腸薬(ミヤBMやビオスリーなど)は抗菌薬の影響下でも芽胞(バリアー)を形成して生き延び、整腸効果を発揮してくれます。

特に入院患者さんの場合、抗菌薬の治療をしたり、腸内環境がとても悪いことが多いので、酪酸菌を含む整腸薬が好んで処方されるようです。

ミヤBMに市販薬はあるの?

「ミヤBM」は医療用医薬品です。医師が診断に基づいて選び、患者さんに対して使用するものです。一般の方が購入することはできません。

ですが、酪酸菌を含んだ整腸薬はOTC医薬品として市販されています。商品名をあげると、

「強ミヤリサン錠」や、小児向けの「ミヤリサンアイジ整腸薬」

がそれにあたります。(ミヤリサン製薬の社名そのままのネーミングですね)

「病院にいけない、いくほどでもない」

あるいは、

「子供が急にお腹をこわしたときなどのために、薬を常備しておきたい」(=今現在、具合が悪いわけではない→処方はしてもらえない)

などといった場合は、このようなOTC医薬品で対応することになるでしょう。

ところで、医療用医薬品の零売ってどういうこと?

ミヤBMなどのような医療用医薬品は自分で選んで購入し、使うことはできません。あくまで医師が診断に基づいて選び、自分の患者さんに対して使用するものです。

ですが、事情があって処方を受けることができず、OTC医薬品でも対応ができない患者さんに対しては、

薬局の薬剤師が直接対面で事情を聞いた上で、必要最低限の量の薬を小分けして売ることができる、ということになっています。

これが、医療用医薬品の「零売」です。「分割販売」とも呼ばれます。

でも、零売の対応をしている薬局はほとんどありません…

コンビニよりも多いといわれる薬局。ですが、零売の対応をしている薬局はほとんどありません。

同じ「お薬をお渡しする」という仕事でも、

処方せん通りに薬を用意してお渡しする保険調剤と、

患者さんから経過や病状を聞いて、適切な薬を選んで販売する零売とは、全く似て非なるものです。

零売をおこなうためには、新たに体制を整える必要があり、

ほとんどの薬局は「零売対応はしない」としているのが現状です。

零売は薬剤師の対面販売でなければならず、薬局まで来ていただく必要がありますので、まずは近くに零売に対応している薬局があるか、チェックしてみてはいかがでしょうか?

当セルフケア薬局は、零売専門の薬局ですので、

ご質問やご相談などありましたら、どうぞお気兼ねなくご連絡ください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ミヤBMと宮入菌について、

歴史ある国産の医薬品であること、バリアーを作る生存力が強い菌であることなど、お分かりいただけたかと思います。

医療財政がひっ迫している昨今、特に身近な病気、軽度の症状については、「病院受診からセルフケア」という流れが加速していくことでしょう。

セルフケア薬局は、今後もみなさんのセルフケアに役立つ情報を発信していきます!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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