【薬剤師監修】女性を老けて見せる白髪対策をタイプ別にご紹介します!

白髪があると、年齢より老けて見えるから困りますよね。

白髪のなる原因は、体質によって分かれます。今回は、体質別の白髪対策をご紹介します。

今回のブログは以下を解決できます!

・自分がどのタイプの白髪かチェック
・タイプ別白髪対策方法

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Contents

まずはあなたの白髪はどのタイプかチェック

最初は見つける度に抜いていた白髪も、いつの間にか大量発生!なんてことはありませんか?生え際や頭頂部に束になってみつかるようになると、一気に年老いた気分になります。

同年代でも、白髪が多い人とそうでない人がいるように、白髪になる理由は人それぞれです。

まずは、自身に白髪はどのタイプなのかを知ることから始めましょう。

栄養を消耗しやすい「血量不足タイプ」

血をサラサラにしよう!と、よくいわれますが、実はそもそもの血量が不足していることも多いです。特に女性は血量が不足しがちです。血量が減ってしまう原因は、大きくわけて次の3つです。

1.生活習慣の乱れ

ダイエットのため、過度な食事制限をしてしまうと血を消耗してしまいます。血量が低下すると、質のよい睡眠がとれなくなり、体の疲れかとれず、ずっと疲労を感じるようになります。頭皮にも栄養がまわらなくなり、白髪になりやすいです。

2.生理、出産など

毎月の生理で、女性は大量の血を失い、ひどい場合は貧血によるめまいや頭痛を起こすこともあります。また妊娠、出産、授乳など、女性は血や体力を多く失う機会が多く、その度に髪は栄養不足となり、髪がバサバサになる、白髪になる、やせる、抜けるなどのトラブルに見舞われやすいです。

3.加齢

人は年を重ねると、体力が落ち、疲れやすくなります。これまでの生活習慣の影響も受けやすく、若い頃には表にでなかったことでも、加齢とともに現れることがあります。筋力が落ちると、血液が全身を上手く循環できなくなり、頭皮や髪にまで行きわたりにくくなることでも、白髪は増えます。

栄養が作れない「胃腸虚弱タイプ」

人間の体は食べたものでできています。食べたものは胃腸に運ばれ、栄養として吸収されますが、胃腸が虚弱だとどんなに栄養価の高いものを食べても、上手く栄養が得られません。胃腸が弱っている時に、サプリメントを摂取しても、あまり効果がないのもそのためです。

胃腸が弱ると栄養が吸収できないため、体は栄養不足となり、血をつくることできず、体力も消耗しがちです。

髪にトラブルを感じたら、胃腸の調子はどうか、まずはチェックしてみましょう。

栄養が行き届かない「ストレスタイプ」

せっかく体によいものを摂取しても、ストレスが多いと体の巡りが悪くなりがちです。常にストレスを受けている、イライラや多感、ほてりなど更年期の症状がある、せっかちで感情の起伏が激しい人は要注意です。

頭皮にまでしっかりと栄養を送るには、充分の血量と巡りが大切です。白髪が増えると、頭皮ばかりに着目してしまいますが、胃腸の状態やストレス、血流の状態を意識するようにしましょう。

黒々とした豊かな髪が蘇る!タイプ別体質改善法

白髪があるだけで見た目年齢がグンと上がってしまうので、髪を一生懸命に染めている人も多いでしょう。ですが、度重なる毛染めは頭皮を傷め、抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。

白髪になってしまったからといって、もう手立てがないわけでは決してありません。体質を改善することで、白髪の進行を緩め、防止することは可能です。

「血量不足タイプ」は血を増やし、消耗を避けよう

漢方の考えでは、「髪は血余でできている」とされるくらい、血と髪には深い関係があります。血の量が不足すると、栄養が行きわたらなくなり、白髪や抜け毛の原因となります。充分な血量を目指すための食事には「黒い食材」と「赤い食材」がおすすめです。

黒い食材とは、黒豆・黒ゴマ・桑の実・黒きくらげ・海苔など

赤い食材とは、クコの実、クルミ、松の実など

また、烏骨鶏にも髪を美しくする栄養が豊富なので、烏骨鶏のサムゲタンはたいへんおすすすめです。

また、消耗を防ぐため、夜はぐっすり眠るようにしましょう。自律神経を整え眠りやすくするために、睡眠前に簡単なストレッチを取り入れるのもおすすめです。

「胃腸虚弱タイプ」は胃腸を安め食事に気をつけよう

胃腸虚弱タイプの場合、まずは、胃腸を安め、健やかな状態にすることが第一です。栄養価があるからと無理に食べるのではなく、胃の負担をかける食事は控えるようにしましょう。

一日二食にするプチ断食などを取り入れるのもよいでしょう。

「ストレスタイプ」は力を抜いてリラックスしよう

とにかく、体の力を抜いてみましょう。ストレスタイプは、常に体に力は入っていて、肩こりになりやすく、無意識に歯を食いしばっていることもあります。呼吸が浅くなりがちで、睡眠時にも体に力が入るため、朝起きて全身がだるいこともしばしばです。全身の血流をよくするためにも、意識的に力を抜くようにし、深呼吸を取り入れるようにしましょう。それだけで頭や全身に酸素が巡りやすくなり気分もすっきりします。

また、頭皮がかたくなりがちなので、ブラッシングにも重点を置きましょう。全体的に優しくブラッシングすることで、頭皮も柔らかくなります。

まとめ

加齢とともに気になる白髪ですが、原因を知り対策をとることで、改善することは充分可能です。白髪は生活習慣の乱れや健康トラブルのサインでもあります。染めて整えるだけではなく、ぜひ体の状態やストレスの有無など、自身と向き合うことをおすすめします。