しつこい鼻水・鼻づまりを止めるには?辛い花粉症状のセルフケア方法を伝授

 

こんにちは!処方箋なしで病院の薬が買えるセルフケア薬局です。

花粉時期の、ジュルジュルとした鼻水、しつこい鼻づまり症状。

不快感だけではなく息苦しさも同時に感じ、「寝苦しい」などといったストレスを感じる方も多いのではないでしょうか。

そもそも、花粉による鼻炎症状はどうして起こるのでしょうか?

今回は、鼻水・鼻づまりの辛さを軽減するセルフケア方法と、鼻水・鼻づまりの原因やメカニズムをご説明していきます。

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Contents

つらい鼻水、鼻づまりをすぐに止めるには?

水のようなアレルギー鼻炎は、「気づけば鼻水が垂れていた」「ずっと鼻が詰まって息苦しい」なと、日常的なストレスへと繋がります。
このような症状をすぐに解消できる、即効性ありな鼻水・鼻づまり対処方法をいくつかご紹介します。個人差はあるかと思いますが、簡単ものばかりですので、ぜひ一度試してみて下さいね。

ツボを押し「百会(ひゃくえ)」

辛い鼻づまり症状を止めるひとつの方法として、頭頂のちょうど中心にある「百会」というツボを押す方法があります。ぐっと強く押すのではなく、指先でトントンと叩く程度でOKです。鼻炎解消だけでなく、体の治癒力がアップされるツボでもありますよ。ぜひ試してみて下さいね。

鼻うがいをする

塩水で鼻うがいをする方法を、一度は聞いたことがあると思います。現在は便利な鼻うがい専用の商品が販売されています。例えば市販の『ハナノア』などもその類です。鼻の奥までしっかり洗い流せるよう、使いやすい専用容器が付属します。お値段も1,000円程度。ドラッグストアでも販売されています。

鼻を温める

「お風呂に入ると鼻づまりが解消された」こんな経験はありませんか?これにはきちんとした理由があり、鼻を温めることにより血行が良くなることと、適度に鼻を保湿することが良い効果を示すのです。蒸しタオルを利用しても良いですし、マグカップにお湯を注ぎ、蒸気を鼻から吸い込むのも効果的です。

市販のアレルギー薬を使用する

どうしても症状の辛い場合は、市販の鼻炎薬を使うのもひとつの方法です。現在発売されているアレルギー性鼻炎薬は、昔に比べて眠くなりにくいので、お仕事や学校にも支障をきたしません。
鼻づまりは、点鼻薬でも症状が軽減されますので試してみるのも一つの手です。

飲むタイミングとしては、症状が出る前、花粉が飛散する頃に合わせて飲み始めると、症状の重症化を防げますよ。

そもそも花粉症の鼻炎はなぜ起こるの?

まずは、鼻炎が起こる原因について知りましょう。

実は、風邪やアレルギーなどがない普段であっても、人の体からは1日に数リットルもの鼻水が出ています。鼻水が全く出ないと鼻の中は乾燥してしまい、外気からのウィルスやホコリなどを排除できず、病気にかかりやすくなってしまいます。
そうならないために、人は普段から鼻水によって鼻粘膜を保湿し、悪いウィルスから体を守っているのです。

そんな中、多くの量のウィルス、もしくは花粉などを吸い込むことにより、大量の鼻水が出てしまいます。これが花粉症による鼻炎です。
鼻水や鼻づまりといった症状は、鼻の中にウィルスやほこり、花粉などが入り込むことにより起こります。体が「悪いものを外へ排出しよう!」と頑張っている証拠の現れとも言えます。
ですので、鼻水を無理に止めてしまうことは、場合によっては逆効果になってしまうのです。

 

鼻水をみればどんな病気かわかる

花粉症の鼻水は、サラサラとしたまるで水のような形状をしています。風邪の初期や汚れた空気やほこりを吸い込んだ時にも同じような鼻水が出ますよね。基本的にこのような鼻水の場合、セルフケアにて対処が可能です。
しかし、ドロッとした粘性の鼻水や、黄色い色の鼻水である場合、これは対処療法のみで治すのは難しく、病院などで抗生物質を処方してもらう必要があります。
風邪症状を放っておいて、やがて症状が悪化し、副鼻腔炎へと進行するケースは珍しくありません。副鼻腔炎は一度治ってもまた振り返しやすい病気なので、そうならないためにも早めの対処が大切です。

処方箋なしでお薬が買えるセルフケア薬局では、一部の鼻炎薬を販売しています。
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されど鼻炎、放っておくと副鼻腔炎に至る可能性も

副鼻腔炎とは、一体どのようなものなのでしょうか?
以下のような症状のある方は、できるだけ早く病院で診てもらいましょう。

副鼻腔炎の症状

・顔の中心が痛い、重い

・熱がある

・頭痛がする

・ドロッとした黄色い鼻水が出る

・鼻の奥から嫌な臭いがする

副鼻腔炎は、風邪に似た症状から始まり、上記のような症状が現れます。副鼻腔炎はウィルス感染が原因ですので、抗生物質にて治療しなくてはなりません。「アレルギー薬を飲んでも症状が治らない」「長い間嫌な症状が続いている」などあれば、なるべく早く受診しましょう。

セルフケアで鼻炎を予防しよう(まとめ)

体の免疫が低下することによっても、アレルギー症状は出やすくなります。食生活が偏ってしまっていたり、睡眠不足が続いている、ストレスもよくありません。程よい運動を生活に取り入れて、体力をしっかりつけることも大切です。

体質を改善するには、3ヶ月かかると言われています。アレルギーに強い体づくりは、長いスパンで行う必要があります。無理のない程度に生活習慣を見直し、花粉に負けない強い体づくりを心がけましょう。

看護師 小瀬文彰
監修:
看護師・保健師 小瀬文彰
■慶應義塾大学看護医療学部卒。予防医療や、自宅で療養される方を対象とした訪問看護(在宅医療)に従事。
■2019年に薬剤師と共にセルフケア薬局創業し、COOに就任。新たな医療を創造し、より健康な社会の実現していきます。