コラム
処方箋なしで病院の薬が買える
零売サービスや健康の情報をお届けします。
花粉症は約50種類!?花粉アレルギーの種類を紹介!
「花粉症」と聞くと、多くの方は春に飛散するスギ花粉やヒノキ花粉を思い浮かべますが、実際には花粉症のアレルゲンである花粉には、50もの種類が存在します。今回は約50種類もあると言われている花粉アレルギーの種類や、代表的な花粉の飛散時期を紹介していきます。
Contents
花粉症の特徴
花粉症は、花粉が原因で引き起こされるアレルギー反応であり、鼻水・くしゃみ・鼻づまり・目のかゆみ・目の充血などの不快な症状を引き起こします。花粉症に罹っている方の約70%が、スギ花粉症だと言われており、関東地方・東海地方には特にスギが多く、関西地方はヒノキの割合が増えます。
花粉症の原因となる花粉の種類は約50種類
花粉症の原因となる花粉は約50種類存在し、一般的な花粉症には、スギ・ヒノキ・シラカンバ・ケヤキ・クヌギ・ハンノキ・カモガヤ・オオアワガエリ・ブタクサ・ヨモギ・ススキなどがあります。
このようにアレルゲンとされる花粉の種類が非常に多いことから、花粉症対策を行いたいのであれば、耳鼻咽喉科などで花粉症の原因となる花粉を特定する検査を受けるべきでしょう。
代表的な花粉の種類と飛散時期について
花粉症の原因となる花粉は、それぞれ飛散時期が違ってきます。そのため、自分がアレルギー症状のある花粉を特定し、その花粉が飛散する時期に適切な対応をする必要があるのです。続いて、比較的多くの方の花粉症の原因になっている花粉の種類と飛散時期を見ていきましょう。
スギ
最も代表的な花粉症の原因であるスギは、6月頃に花芽が形成されて11月頃に成熟し、休眠期間を経た上で、寒さが和らぐ時期に飛散を開始します。具体的には2月上旬〜4月下旬がスギ花粉の飛散時期で、特に3月頃にピークを迎えます。花粉の大きさは30μmであり、スギは風に乗って遠くまで花粉が飛びます。
ヒノキ
スギ花粉と同じように多くの方のアレルギーの原因であるヒノキは、初夏から花芽が形成され、花粉の飛散時期は、スギ花粉よりも1ヶ月程度遅れる3月〜5月頃になります。そのピークは3月下旬から4月頃です。
カモガヤ・ネズミホソムギ
スギ・ヒノキ花粉の飛散が落ち着いた5月〜7月頃には、イネ科であるカモガヤやネズミホソムギの花粉が飛び始めます。カモガヤは牧草として広く栽培されており、ネズミホソムギは畑や荒地に生えています。
ススキ・ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ
夏にも花粉が飛散していることを知らない方も多いですが、夏〜秋にかけての期間には、ススキ・ブタクサ・ヨモギ・カナムグラの花粉が多く飛びます。どの植物も道端や空き地などに多く生えているため、スギ・ヒノキよりも身近に生えている植物だと言えるでしょう。
ハンノキ
1月〜3月に飛散する花粉にハンノキがあります。スギ・ヒノキの花粉と飛散時期が重なるため、ハンノキの花粉に対するアレルギーに気づかない方も多いでしょう。ハンノキは湿気の多い低地や湿地に生える落葉高木であり、高さは20mにも達します。
意外な植物の花粉症について
意外な植物の花粉症としては、サクラ花粉症、サクランボ花粉症、オリーブ花粉症、なんていうものもあります。このような意外な花粉症もありますから、花粉症と気づきにくい場合もあるでしょう。
まとめ:花粉症は約50種類!?花粉アレルギーの種類を紹介!
いかがでしたか?花粉症と聞くと、スギ・ヒノキ花粉を思い浮かべる方が多いですが、実際には約50種類もの花粉が花粉症の原因になるということでした。
代表的な花粉の飛散時期を季節ごとに分けると、
・初春〜春:スギ・ヒノキ
・初夏〜夏:カモガヤ・ネズミホソムギ
・夏〜秋:ススキ・ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ
・冬〜春:ハンノキ
などがあります。自分が何の花粉にアレルギーを持っているのかを検査で知り、対策をとってアレルギー反応を抑えられるようにしましょう。
処方箋がなくても病院の薬は買えるのか?
病院で処方される薬は、受診した上でないと購入できないと思われている方は多いでしょう。基本的には医療用医薬品を手にするには受診が必要ですが、実は時間がないなどの理由で病院に行けない場合には、零売薬局で病院の薬が購入可能です。ただし、医療用医薬品といっても、処方箋医薬品以外の医療用医薬品に分類される薬に限ります。