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目の病気一覧|緑内障・白内障など主な目の病気を紹介!
「目の病気にはどのようなものがあるのだろう…」
目の病気にはさまざまな種類があり、放置すれば重大な事態に発展するものも中には存在します。今回の記事では、代表的な目の病気を一覧に紹介していきます。代表的な目の病気について知りたいという方はぜひご覧ください。
Contents
目の病気の一覧
ここでは、代表的な下記の目の病気を一覧に紹介していきます。
・ドライアイ
・ものもらい
・はやり目
・緑内障
・白内障
・網膜剥離
・飛蚊症
目に違和感あるのなら、このような病気に罹っていないかを医療機関で確認しましょう。
ドライアイ
ドライアイは、
・目の表面にある涙の量が減る
・涙の質が低下することで目が乾く
・眼精疲労
・充血
などの症状が起こります。涙は目のバリア機能の役割も持っているため、ドライアイになると目が傷つきやすくなります。
ドライアイの治療
ドライアイは軽症であれば点眼薬などで辛い症状を緩和できますが、点眼薬で改善できない場合は、涙点プラグによって涙点閉鎖の治療が実施されます。また、部屋を加湿したり、目を休めるなどの日常生活の工夫で改善が期待できるでしょう。
ものもらい
まぶたが細菌に感染することで発生するものもらいは、まぶたの腫れ・痛みなどの症状があります。医学用語では「麦粒腫」と呼ばれる病気であり、ものもらいを引き起こす主な細菌は黄色ブドウ球菌です。
ものもらいの治療
ものもらいは抗生物質の点眼薬や内服薬で治療を進めます。早期治療を始めるほど早く完治できるでしょう。膿が大きくなったり難治性の場合には、切開手術が必要になる場合もあります。
はやり目
代表的なウイルスであるアデノウイルスに感染することで起こる結膜炎を、はやり目と呼びます。はやり目は感染力が強く接触感染で感染が広がるため、幼稚園や保育園での集団感染や家庭内感染も起こりやすい疾患だと言えます。
その症状には、涙目・充血・目やに・まぶたの腫れなどがあり、特に目やにが多く出るという特徴があります。
はやり目の治療
はやり目はステロイド点眼や抗菌点眼によって治療を進めます。ウイルスが原因の疾患なので、しっかり体を休めることが大切です。
緑内障
緑内障になると、視覚情報を伝える視神経に問題が生じて視野が狭くなります。片目が緑内障に罹っていても、もう片方の目がカバーしてしまうために自覚症状がなく、気づかないうちに進行してしまいやすい病気です。40代以上で発症率が高くなります。
緑内障の治療
緑内障では、点眼薬で眼圧を下げる治療が進められます。ただし、狭くなった視野を元に戻すのは難しく、悪化を防止することが治療の目的に設定されます。進行が止まらない場合には、手術療法が勧められる場合もあります。
白内障
水晶体が加齢とともに白く濁って視力が低下する状態を白内障と呼びます。視力低下の他にも、視野が全体的にかすむ・光を眩しく感じるなどの症状があり、片目ではなく両目が同時に進行する方もいます。放置することで、緑内障につながる恐れがあります。
白内障の治療
点眼薬を使えば白内障の進行を遅くできますが、白内障を根本的に治すためには手術をする必要があります。現在の白内障手術は超音波水晶体乳化吸引術が用いられており、小さな切開で手術がおこなえます。
網膜剥離
眼球の内側にある網膜が眼底から剥がれてしまう疾患を網膜剥離と言います。カメラで言えばフィルムの役割である網膜の一部が剥がれることで、視野の一部が欠けて見えるという症状が現れます。網膜剥離を放置すると、視力低下・失明の恐れがあります。
網膜剥離の治療
網膜剥離は手術による治療が必要な疾患です。その進行状態によって、手術方法が変わります。網膜に裂け目ができている時には裂け目周辺をレーザーの光で塞ぐ光凝固術や、剥離した網膜を元の位置に戻す網膜復位術などがあります。
飛蚊症
視界に黒い虫のようなものが動いて見える状態を飛蚊症と呼びます。目の中にある硝子体にしわのようなものができている・萎縮しているなどの理由で、その部分に黒い点が見えるのです。飛蚊症は網膜剥離が引き起こす病気の一つです。
飛蚊症の治療
飛蚊症は網膜剥離と同じようにレーザーを使った手術で治療が進められます。
まとめ:目の病気一覧|緑内障・白内障など主な目の病気を紹介!
いかがでしたか?今回の内容としては、
・目の病気には一過性のものから、必ず治療が必要なものまでいくつもの種類がある
・網膜剥離のように、放置すると失明の恐れがある病気もある
・飛蚊症は網膜剥離によって発生することが多い疾患である
以上の点が重要なポイントでした。目の病気は本人が気づかないまま進行してしまう恐れがあります。目に違和感がある時には放置せず、なるべく早く眼科を受診してください。