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扁桃炎の原因・症状・治療|キスで扁桃炎がうつることもある?
「扁桃炎の症状や原因について知りたい…」
「扁桃炎はキスでうつることはあるのだろうか…?」
扁桃炎になると、高熱や寒気・頭痛などの症状が現れます。喉の奥が腫れるために食べ物・飲み物の摂取が難しくなるでしょう。今回は扁桃炎の原因・症状・治療とともに、扁桃炎がキスでうつるのかどうかについて紹介していきます。
Contents
扁桃炎とは?
喉にある扁桃という組織が腫れることを扁桃炎と呼びます。扁桃は空気とともに体に侵入するウイルスや細菌が体内に侵入するのを防ぐ役割を持っていますが、風邪などをきっかけに炎症が起きると、さまざまな辛い症状が現れるのです。特に扁桃炎は、子供や若い方に起こりやすい疾患です。
扁桃炎の症状
扁桃腺の症状には、次のようなものがあります。
・高熱
・水や唾が飲み込めないほどの強い喉の痛み
・頭痛
・全身の倦怠感
・関節痛
・耳の痛み
扁桃炎の治療
扁桃炎は炎症を抑える薬・解熱剤、うがい、細菌感染が理由であれば抗生剤を用いて治療が進められます。同時にしっかり体を休めて免疫力を高めることも大切です。症状の悪化を防ぐために、喫煙者はタバコを吸わないようにしてください。あまりに炎症がひどい時には、外来での点滴治療や入院が勧められます。
扁桃腺摘出術
扁桃炎を何度も繰り返すようであれば、扁桃腺を摘出するという選択肢もあります。扁桃腺を取ると、他のリンパ組織が扁桃腺の代わりを務めることから、扁桃腺を摘出しても問題はありません。特に、年に4回以上扁桃炎を繰り返す・扁桃炎の度に高熱が出るような場合は、視野に入れても良いでしょう。
扁桃炎はキスでうつる?
扁桃炎の原因になるウイルスには、アデノウイルス・インフルエンザウイルス・肺炎球菌などがあります。キスをすると、唾液が相手についてしまうことがあり、これらのウイルス・細菌を相手の体に侵入させてしまうのです。
もちろん人によって免疫力が変わるため、同じウイルス・細菌に感染しても、何の症状も出ない方もいます。しかし、キスによって扁桃炎がうつる可能性は十分考えられると言えるでしょう。そのため、扁桃炎を発症している方は、キスはもちろん他の人と同じものを一緒に食べることも避けるべきです。特に相手が免疫力の弱い子供の場合は、感染に注意してください。
扁桃炎を予防する方法
扁桃炎を予防するためには、次のような点を意識して生活を送ると良いでしょう。
免疫力を高める
規則正しい生活を心がけ、栄養の整った食事を食べて免疫力を下げないようにします。免疫力が高ければ、ウイルスや細菌が体内に侵入しても、発症せずに済みます。ストレスや疲れも溜め込まないようにしてください。
口内を清潔に保つ
歯磨き・うがいを定期的に行い、口内を清潔に保って炎症を防ぎます。朝晩だけでなくランチの後も歯を磨けるようにすると良いでしょう。
扁桃を刺激しない
扁桃に刺激や負担を与えないために、アルコールの過剰摂取や喫煙を控えます。暴飲暴食も控えてください。
まとめ:扁桃炎の原因・症状・治療|キスで扁桃炎がうつることもある?
いかがでしたか?今回の内容としては、
・扁桃炎は扁桃が炎症・腫れることで起こる
・扁桃炎の症状には高熱・頭痛・関節痛・倦怠感などさまざまなものがある
・扁桃炎はキスなどの接触でうつる可能性がある
・扁桃炎の予防には免疫力を高めることや口内を清潔に保つことが大切
以上の点が重要なポイントでした。扁桃炎では、激しい喉の痛みから飲食ができなくなり、脱水症状に陥ってしまう方もいます。あまりに症状が辛い時には、医療機関を受診して適切な治療を受けてください。