【薬剤師が解説!!】病院に行きたいのに、保険証がない…オススメの方法一覧をご紹介します!

「事情があり、保険証がない・・・病院に行きたいのに」

「病院受診したいけど、保険証がないと自費で高くなってしまう・・・」

様々な事情、タイミングで保険証がないことがあります。

一時的に保険証がない時に、辛い経験をした方は少なからずいます。

そんな時に、オススメな方法を薬剤師が解説します!

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Contents

1 病院に行きたいけど、保険証がない・・・

転職や退職などの様々な条件下で、一時的に保険証がないタイミングがあると思います。

具合が悪くて病院に行きたいのに、受診料や薬局での薬代が高くなってしまうため躊躇していまう・・・

だなんてことは、珍しくありません。

そんな大事な時のために、オススメな方法をいくつかご紹介したいと思います。

2 病院に行きたいのに保険証がないときにオススメな方法

保険証がなく、病院に行けないときにオススメな方法は2つあります。

・一般用医薬品で対処する
・最寄りの薬局に相談する

1つ1つ解説します。

2-1 一般用医薬品で対処する

一般用医薬品とは、以下のような定義とされています。

”一般用医薬品とは、「一般の人が、薬剤師等から提供された適切な情報に基づき、自らの判断で購入し、自らの責任で使用する医薬品であって、軽度な疾病に伴う症状の改善、生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防、生活の質の改善・向上、健康状態の自己検査、健康の維持・増進、その他保健衛生を目的とするもの」と定義されている。十分な説明や情報を示した上で、消費者が自ら簡単な治療を行うというセルフメディケーションの方向性が提唱されている。”

つまり、軽度な症状の際に自分の判断・責任下で使用する医薬品のことです。

一般的に、ドラッグストア等でよく販売されているお薬を指します。

医療機関(病院・薬局)でもらう薬とは区分が異なります。

成分も異なることがほとんどですが、元々医療機関で使用されていた薬がそのまま一般用医薬品として販売されるようになった薬も存在します。(例えば、ガスターやアレグラなど)

一般用医薬品は、軽度の症状を軽減するのが目的のため、重度な症状は適しません。

よって、一般用医薬品を使用しても改善しなければ病院を受診するのが原則となります。

実は大きな病気が隠れているにも関わらず、市販薬で対処し症状を緩和させている・・・

なんてケースもあるので、基本的には一時的に使用するのがベストかと思われます。

ドラッグストアには、登録販売者や薬剤師がいるため、自分で薬を選択できなくてもカウンセリングしながら購入することが可能です。

その方が最適な薬を選択できるのでオススメです。

2-2 最寄りの調剤薬局に相談する

次にオススメなのが、調剤薬局での相談。

ドラッグストアではなく、調剤薬局です。

なぜ調剤薬局なのかと言うと、必ず薬剤師がいるからです。

薬剤師は薬の知識だけでなく、病気の知識も豊富なため相談にのってくれます。

適切な対処法をもらえるでしょう。

相談の結果、自分の体質・症状に合うお薬を選択することが可能です。

調剤薬局は処方箋を持っていくだけの医療機関だと考えている方が多いかと思われますが、地域の健康相談センターでもあるのです。

現在は、そのようなイメージは薄いですが今後の調剤薬局はさらに幅を広げていくと予想されています。

3 病院でもらえる薬が処方箋なしで購入できる薬局があります

実は、病院や薬局でもらえる薬が処方箋なしで購入できる薬局が存在します。

零売薬局(れいばいやっきょく)と呼ばれる薬局で、零売制度を利用した薬局を指します。

零売」という言葉を初めて聞いた方がほとんどだと思うので、詳しく説明します。

3-1 零売薬局とは?

零売薬局=零売制度を利用した薬局の総称。

零売制度とは、やむを得えない場合や病院を受診するのが困難な場合に薬剤師に相談の下、最低限の量だけ医薬品を購入できるという制度です。

”やむを得えない場合”や”病院を受診するのが困難な場合”など条件はありますが、病院に行かなくても購入が可能になります。

薬剤師との相談が必須ですので、安心して購入することができます。

実は、この制度は最近できたものではなく昔から存在していました。

3-2 なぜ零売薬局では処方箋なしで薬が購入できるのか?

処方される薬は、「医療用医薬品」と呼ばれ、処方箋医薬品と非処方箋医薬品の2種に分けられます。

零売制度では、非処方箋医薬品のみを販売しています。

非処方箋医薬品だけでも7000種と言われており、とても種類が多いです。

3-3 ただし、全国に零売薬局があるわけではない

そんな便利な零売薬局ですが、全国どこにでもあるわけではありません。

全国数店舗と少なく、都内でも数えるほどです。

調剤薬局はコンビニと同じくらい存在するのに対し、零売薬局は少ない現状です。

ただ、零売薬局は医療費削減などの問題解決に繋がるため、今後は増えていくと予想されています。

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4 まとめ

保険証が手元にないと不安になりますよね。

今回ご紹介した方法が少しでも役に立ってもらえたら嬉しいです。

また、是非お近くのエリアに零売薬局があるか調べてみてください。

今後もセルフケア薬局は、役立ちコンテンツを発信していきます!

よろしくお願い致します。