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【薬剤師が解説】咳止め薬でおすすめはどれ?市販薬はある?

咳が出てつらいときは、我慢せずに咳止めを服用するのが一つの選択肢です。

咳を頻繁にすると体に負担がかかるだけでなく、ぐっすり眠れずに疲れが取れにくくなったりもします。

しかし咳止めにはいろいろな種類があるので、どれを選べば効果を実感できるのかわからない方もいるでしょう。

そこで今回は咳が辛いときによく使われる咳止めを、処方箋医薬品と非処方箋医薬品の2にわけてご紹介しますので、薬を服用したいときの参考にしてください。

咳が辛いときは早めに咳止めを服用しよう

『咳』は風邪を引いたときなどに出やすい症状の一つで、長引くと2週間ほど続きますから、できれば1日でも早く治したいと思いますよね。

咳が続くと体に負担がかかるだけでなく、ひどい咳だと肋骨にヒビが入ったり骨折することもあります。

また、咳をするとウイルスが飛び散るので、マスクを着用して二次感染を防ぐとともに、咳止めで咳を出にくくしておくのがおすすめです。

とは言え、咳止めにはいろいろな種類があるので、どの薬を服用すればよいのかわからない人や、自分に合う薬が見つからない人もいるでしょう。

次の章からおすすめの咳止めをいくつかご紹介するので、薬選びのときの参考にしてください。

処方箋が必要な咳止め一覧

それではまず、処方箋が必要な咳止めの中でおすすめのものを3つご紹介します。

処方箋が必要ということは医師の診察を受けないといけないので、気になる咳止めがあれば一度内科などを受診して医師に相談してみましょう。

ムコサール錠15mg

ムコサール錠15mgは、白色の錠剤でアンブロキソール塩酸塩を主成分とする咳止めです。

痰が絡むと咳が出やすくなるので、気道を滑りやすくして痰の排出を促して咳を止めるのがムコサール錠の特徴。

修正気管支炎や慢性気管支炎、肺結核、気管支喘息など、咳を伴うあらゆる疾患の治療に使われています。

効果としてはそこまで強くなく、11錠を13回まで服用可能です。

ムコサール錠15mgの副作用は、

  • 発疹や蕁麻疹が出る
  • かゆみが起きる
  • 胃の不快感が出る
  • 顔や目、唇がむくむ

などが報告されているので、これらの症状が出たときは服用を中止して医師または薬剤師に相談しましょう。

万が一、

  • 呼吸がしにくくなる
  • ひどい発疹が出る
  • 発熱する

などの症状が出たときは、ほかの疾患の初期症状の可能性があるため、すみやかに医師の診察を受けるようにしてください。

ムコソルバン錠14mg

ムコソルバン錠14mgは白色の錠剤で、アンブロキソール塩酸塩を主成分とした咳止めです。

痰を出しやすくして咳を出にくくするだけでなく、副鼻腔炎による膿も出しやすくするのが特徴。

ムコソルバン錠14mgは咳や慢性気管支炎、急性気管支炎、慢性副鼻腔円などの治療に処方される薬です。

効果はそこまで強くなく、11錠を13回まで服用できます。

副作用としては、

  • 胃痛や胃の不快感
  • 腹痛や下痢
  • 顔がむくむ
  • かゆみが出る
  • 発疹や蕁麻疹が出る

などが報告されているので、これらの症状が出たときは服用を中止して医師または薬剤師に相談しましょう。

万が一、

  • 呼吸がしにくくなる
  • 高熱が出る
  • 目が充血する

などの症状が出たときは、ほかの疾患の初期症状の可能性があるので、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

レスプレン錠20mg

レスプレン錠20mgは白色の錠剤で、エプラジノン塩酸塩を主成分とする咳止めです。

痰を出しやすくするだけでなく、中枢神経に作用することで咳を出にくくしてくれます。

効果としてはそこまで強くなく、16090mg3回にわけての服用が可能です。

副作用としては、

  • 胃の不快感
  • 食欲不振
  • 悪心
  • 下痢や軟便

などが報告されているので、これらの症状が出たときは医師または薬剤師に相談しましょう。

処方箋なしで買える咳止め一覧

では次に、処方箋なしで買える咳止めを1種類ご紹介するので、忙しくて病院へ行く時間がない方はぜひこちらの薬を検討してみてください。

フスコデ配合錠

フスコデ配合錠は白色で割線が入っている錠剤です。

主成分はジヒドロコデインリン酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩の3つ。

気管支を拡張することで咳を出にくくするので、気管支炎や肺炎、肺結核などの治療に使われるのが特徴です。

1錠の効果としてはやや弱めで、13錠を13回まで服用できます。

副作用としては、

  • めまいが起こる
  • 眠気を感じる
  • かゆみが出る
  • 発疹が出る
  • 顔が赤くなる

などが報告されているため、これらの症状が出たときはすぐに服用を中止して、医師または薬剤師に相談しましょう。

万が一、

  • 貧血症状
  • 息切れ
  • 呼吸が乱れる

などの症状が出たときは、ほかの疾患の初期症状の可能性があるため、すぐに服用を中止して医師の診察を受けてください。

咳止めと併用したい!自宅で簡単にできるおすすめのケア

咳をできるだけ早く止めるには、咳止めと合わせて自宅ケアをおこなうのがポイントです。

おすすめのケア方法をいくつかご紹介するので、つらい咳に悩まされている方はぜひ今日から試してみましょう。

部屋を加湿して喉を潤す

部屋が乾燥していると咳が止まらなくなったり、痰が固まって排出しにくくなったりします。

そのため、

  • 加湿器をかける
  • 濡らしたタオルを置く
  • 水を入れた容器を置く

などの方法で部屋の湿度を上げておきましょう。

湿度の目安は5060%なので、湿度計を設置してマメに湿度を調節してみてください。

マスクで喉を潤す

部屋の加湿だけでなくマスクをして過ごすと、乾燥からさらに喉を守ってくれます。

近ごろは濡れたタイプのマスクもあるので、普通のマスクではあまり喉が潤わないと感じる方はそちらを利用してみてもよいでしょう。

また、寝ているときに口が開きやすい方は、日中だけでなく寝るときもマスクを着用するのがおすすめです。

のど飴で喉を潤す

のど飴やガムを食べると唾液の分泌が活発になり、喉の乾燥を防げるので、こちらもぜひ試してほしい方法です。

ただし咳き込んだ拍子にアメ・ガムを喉に詰まらせてしまわないよう注意しましょう。

のど飴は薬ではないので咳止めと併用しても問題ありませんが、カロリーが気になる方は123個にしておく、ノンシュガーののど飴にするなどで工夫してみてください。

水分を積極的に摂取する

水分を摂取すると痰が出やすくなるため、咳止めの役割を果たしてくれます。

また、喉を水で潤すだけでも効果的ですから、飲むだけでなく定期的にうがいをするのもよいでしょう。

バランスのとれた食事を心がける

咳が出ている間はまだ風邪などが完全に治っていない状態なので、いつもより体力が落ちています。

そのままにしておくと咳がひどくなったり、別の感染症などにかかったりするため、バランスのとれた食事をきちんと摂取することも忘れてはいけません。

そのほか、きちんと睡眠をとる、体を冷やさないようにするなど、生活習慣にも十分注意しましょう。

咳止めと自宅ケアで咳の症状を緩和させよう(まとめ)

咳が止まらないと体が疲れるだけでなく、物事に集中できなかったりしっかり眠れなかったりするのでつらいですよね。

そのようなときは、咳止めを服用しながら自宅でケアをすると早く治りやすいので試してみてください。

ただし薬を服用しても2週間以上咳が続く場合は、風邪ではない可能性があるので念のため医師の診察を受けましょう。

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