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鼻水の原因とは?|鼻水が出るのはなぜ?
「鼻水はなぜ出るのだろう…」
「鼻水が出るメカニズムについて知りたい…」
そもそもなぜ鼻水が出るのか?そして鼻水が出る原因は何であるのか疑問を持っている方もいるでしょう。鼻水が出るというのは身近な症状であるため理解しておくことで、きっと役に立つはずです。
今回の記事では、「鼻水が出るメカニズム」「鼻水が出る原因」をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。
Contents
鼻水が出るメカニズムとは?
鼻は骨と軟骨で形成されており、外鼻(顔に隆起している鼻の部分)、鼻腔(鼻の穴から奥に通じる空間)、副鼻腔(鼻腔の周りにある空洞)の3つで成り立っています。そして、鼻の内部である鼻腔は常に湿っており、鼻から取り込む空気を加湿して肺に送り込んでいます。
呼吸の際、鼻粘膜にウイルスや花粉などの異物が付着すると、それを排出させるために鼻水が分泌され、鼻から出てきます。つまり鼻水は体に入る空気を加湿する、鼻腔内を清潔に保つ、細菌やウイルスなどを排出するという役割を持っています。
また「くしゃみ」や「咳」も体から異物を排出させるための反応であり、「鼻づまり」は異物の侵入を防ぐための反応です。これらは、人間の防御反応となっています。
鼻水の元は何?~分泌液・水様成分~
鼻水は、鼻の粘膜にある分泌腺から出る分泌液と血液の水様成分(血漿成分)からできています。鼻水の成分はほとんどが水分であり、そこに少量のタンパクが含まれていたり、細菌やウイルス、大気中のホコリを含んでいたりします。
鼻水が出る原因は?
鼻水が出る原因にはさまざまなものがあります。続いて、鼻水を引き起こす主な原因を見ていきましょう。
ウイルスや細菌による感染症
ウイルスや細菌による感染症の代表的な病気である風邪は、主な症状に鼻水・鼻づまり・くしゃみなどがあります。これらは、病原体の侵入を察知した体が異物を排除するために行っている防御反応です。また、風邪のひきはじめは水のような鼻水が出ますが、治癒に向けて黄色や緑色の粘り気のあるものに変わっていきます。
花粉などのアレルギー
アレルギーの原因となるアレルゲンが引き金となって鼻水・鼻づまり・くしゃみの症状が現れます。花粉・ハウスダスト・ダニなどが代表的なアレルゲンで、通年性のものと季節性のものに分かれます。アレルギーによる鼻水・鼻づまり・くしゃみなどの反応をアレルギー性鼻炎と呼び、アレルギー性鼻炎での鼻水は無色でサラサラしたものが多いです。
鼻づまりが起こる原因は?
続いて、鼻づまりが起こる原因について見ていきましょう。
鼻水
鼻水と鼻づまりは同時に発生することも多いです。鼻水によって空気の通りが悪くなり、鼻の粘膜の腫れとともに鼻が詰まってしまいます。つまり、鼻水と鼻づまりは密接に関わっているということですね。
鼻腔の粘膜の腫れ
鼻の粘膜がアレルギー性鼻炎などを原因として腫れてしまうと、空気の通り道が狭くなって鼻づまりが起こります。
できもの
鼻の中の粘膜が炎症で弱くなると腫れてできものができることがあります。できものが空気の通りを悪くしてしまうと、鼻づまりにつながります。
鼻水が止まらない…花粉症の特徴とは?
花粉症は、鼻水・くしゃみ・鼻づまりが3大特徴であり、目のやゆみや異物感も生じます。花粉の飛散量によって花粉症の症状は重くなったり軽くなったりします。
花粉症を発症するメカニズムとは?
花粉症は、アレルゲンである花粉が鼻腔内の粘膜に付着し、体内で抗体が作られマスト細胞と呼ばれる細胞と結合します。次に体へアレルゲンが侵入した時には、マスト細胞からアレルギー誘発物質を放出して鼻水などのアレルギー反応を起こすのです。そのため、アレルゲンとなる花粉の時期が来るたびに症状に悩まれる方がいたり、ハウスダストで一年中困っている方がいたりするのです。
まとめ:鼻水の原因とは?|鼻水が出るのはなぜ?
いかがでしたか?鼻水の原因には、ウイルスや細菌による感染症、花粉などのアレルギーなどがあるということでした。鼻水は体に入る空気を加湿したり鼻腔を洗浄する働きを持っています。
しかし、ウイルスなどの異物を排出する防御反応自体に不快を感じるものです。自分の鼻水の原因は何かを考え、適切な対応が取れるようにしましょう。
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