コラム

【お悩み・体質別】ダイエットに使われる漢方5選

 

『漢方薬』と『サプリメント』は同じものだと誤解されがちです。

「漢方かサプリメント、どちらを選んだら良いのだろう?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

今回はそんな、漢方とサプリメントの違いや、飲む際に注意したい点などをご紹介します。

 

今回のブログでは以下を知ることができます!

・サプリメントと漢方について
・漢方薬の副作用について
・自分にあった漢方薬の選び方について

 

漢方薬で体質改善したい方は、漢方薬一覧を合わせてチェックしてみましょう!

 

 

サプリメントとは?

 

サプリメント(通称『サプリ』)は、別名「栄養補助食品」とも呼ばれる、健康補助食品です。体が必要とするビタミンやミネラルなどの栄養素を補ってくれます。

 

主に使われるケースは、健康を目的とする場合だけでなく、ダイエットや美容を理由に服用されることも多くあります。錠剤やカプセルといった服用しやすい形状をしており、持ち運びにも便利。値段も漢方薬に比べ、低価格なものも多く、日常に取り入れやすい手軽なものと言えます。

 

しかしながら、サプリはあくまで健康食品(医薬品を含まない、健康を促進する食品のこと)のカテゴリーとして扱われるため、薬のように効果を示すものではなく、『健康を手助けするサポーターのようなもの』と言えるでしょう。

 

漢方薬は『医薬品』です

 

サプリメントとは違い、漢方薬は医療の場でも使われる『医薬品』です。発祥は中国。数千年もの歳月の中で培われた医療や治療に関する経験をもとに導き出された、お薬です。

 

漢方は主に、2種類以上の生薬を組み合わせて作られます。

生薬とは、自然や植物、動物、鉱物に含まれる薬効となる部分のこと。化学物質は使わずに、自然のものから作られていることも、漢方の大きな特徴です。中国が起源ですが、現在では、日本人の体格や体質に合わせて、日本独自の調合をされた148処方もの漢方薬が、厚生労働省に承認されています。年々進化を遂げる、日本の医療技術。その技術を駆使し、生薬が本来持ち合わせる効果を最大限に発揮させ、服用のしやすさだけではなく、長期保存できることも考え加工されます。また、「医療用漢方製剤」として保険適用もされるため、多くの病院で処方されてもいます。

 

漢方薬でも副作用は出ます!

 

「漢方薬は、自然のものでできているから体に優しい」とよく誤解されがちです。しかし、医薬品のため副作用が出ることもあります。

 

特に注意したいのは『地黄』『麻黄』『大黄』『附子』『芒硝』『桃仁』といった、作用の強い薬剤を含む漢方。効果が強い分、人によっては副作用も出るため、慎重に服用せねばなりません。

『甘草』による『偽アルドステロン症』は、漢方による副作用症例として有名です。症状としては、高血圧、高カリウム血症、底カリウム血症、浮腫など。そのほか、『小柴胡湯』による間質性肺炎や肝機能障害も報告されています。

 

加えて、漢方は、その人の体質や体格にあったものを選ぶことが大切です。「風邪のひき始めに、葛根湯」と言われるほどメジャーな葛根湯であっても、人によっては副作用を起こすこともあります。そのような失敗を起こさないためにも、漢方独自の考え方『証』を先ずは知り、その上で自分に合う漢方選びをしましょう。

 

漢方独自のものさし『証』とは何?

 

自分に合った漢方選びは、効果を実感する上で欠かせない条件です。漢方の世界には、独自の基準のようなものがあります。その基準を『証』と呼び、それをもとに、その人の病状だけでなく、体に合った漢方薬を選びます。

 

『証』とは、その人の体質や体格、病状といった『今の状態をトータルで表したもの』です。

この『証』は2つに分けられます。体力がなく痩せ型、胃腸が弱く下痢をしやすい方は『虚証』。反対に、体力があり体格も良く、胃腸が強い方は『実証』。この基準をもとに漢方を選ぶため、例え同じ症状であったとしても、『虚証』と『実証』とで選ぶ漢方は違います。

例えば、先ほど挙げた葛根湯は『実証』の方に使う漢方薬のため『虚証』の方が服用すると、下痢などの胃腸障害を起こすことも。

 

いくら家族であったとしても、体質や体格はそれぞれですから、漢方の使い回しはしないように注意しましょう。

 

自分に合った漢方薬を選びましょう

 

漢方薬は今や、市販でも多く販売され、手軽に購入することができます。いくら自然のものでできているとはゆえ、自分に合ったものを選ばなければ意味はなく、時に副作用を起こすこともしっかりと覚えておきましょう。服用後、少しでも異変を感じたらすぐに中止するなど、飲んでからの体調の変化も、きちんと管理をしましょう。

 

しかしながら、自分に合った漢方を選べば、日頃感じている体の不調を整える効果を期待できます。漢方は、慢性的な体の不調を改善するのを得意とします。例えば、女性に多い不定愁訴。明確な原因がわからないまま、なんとなく体のだるさが続いたり、目眩や肩こりに悩まされる症状ですが、こういった方に、漢方薬が適しているとも言われます。

「体質的に胃腸が弱い」「慢性的な体の辛さに悩んでいる」などの体の不調はもちろんですが、「気持ちがクヨクヨする」「すぐに落ち込む」「イライラする」など精神的な面にもアプローチしてくれるのが、漢方の良いところです。

 

「漢方治療を始めてみたい」そう思う方は、かかりつけの医師へ相談されるのも良いですね。中には漢方薬治療を行なっていない病院もあります。そんな時は、薬局の薬剤師へご相談を。自分に合った漢方を選び、今ある不調を楽に改善しましょう。

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