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お腹の風邪とは?症状や原因について
「お腹が痛くなってきた…これってもしかしてお腹の風邪なの?」
「お腹の風邪って耳にするけどどのような症状なのだろう…」
みなさんはお腹の風邪と聞いてどのような症状なのか?また、原因は何であるのか回答できますでしょうか?名称からしてお腹が痛くなるんだろうなと思われるかもしれませんが、そのほかの症状や具体的な病名はご存じでない方が多いでしょう。
そこで今回は、「お腹の風邪とは何か?」「お腹の風邪の症状や原因」をテーマにお届けしていきますので、お腹の調子が良くない場合や医師に「お腹の風邪ですね…」などと言われた方は、ぜひご覧ください。
Contents
お腹の風邪とは?
お腹の風邪や胃腸風邪と呼ばれるものは、感染性胃腸炎のことを指しています。感染性胃腸炎は、文字通りウイルスや細菌などに感染することで胃腸炎が起こる病気で、ウイルス性胃腸炎は特に冬場に多く、細菌性胃腸炎は特に夏場に多いという特徴があります。
お腹の風邪の症状とは?
お腹の風邪である、感染性胃腸炎の症状としては、
・下痢
・腹痛
・高熱
・嘔吐/吐き気
・水様便
・倦怠感
以上が挙げられます。下痢や嘔吐は何度も繰り返してしまったり、食事をしても消化不良を起こしてしまうことがあります。
お腹の風邪の原因とは?
お腹の風邪である感染性胃腸炎の原因としては、ノロウイルスやアデノウイルスが代表的です。続いて、それぞれのウイルスについて見ていきましょう。
ノロウイルスとは?
感染力の高いノロウイルスは、経口で感染して小腸粘膜で増殖するウイルスであり、特に冬に流行します。健康な方であれば基本的に軽症で済みますが、お年寄りや小さな子供では重症化する場合もあります。ノロウイルスの潜伏期間は1日~2日程で、症状が2日~3日程続いた後に治癒していきます。
アデノウイルスとは?
アデノウイルスの潜伏期間は5日~7日程であり、高熱・下痢・扁桃腺の腫れなどが症状の特徴です。また、目が充血して目ヤニが出ることもあります。
お腹の風邪の感染経路について
お腹の風邪である感染性胃腸炎は、汚染された食品や感染者の便・吐しゃ物によって感染したり(接触感染)(糞口感染)、感染者の吐しゃ物が乾燥して空気中にウイルスが舞う(飛沫感染)などが感染経路になります。
お腹の風邪にかかったら気を付けるべきこととは?
お腹の風邪である感染性胃腸炎にかかったら症状を悪化させないように、また家族などの周囲に感染を拡大させないように、以下のポイントを押さえましょう。
・共有でタオルを使わないこと
・可能であればトイレを分けること
・手洗いをしっかりおこないアルコールによる消毒をおこなうこと
・感染者は脱水症状に気を付けて水分を少量ずつ飲むこと
・感染者は刺激の強い飲み物食べ物は避けること
感染性胃腸炎では、下痢や嘔吐のため脱水症状に気を付けなければなりませんが、無理に水分を大量に飲むのは避けましょう。一気に水分を摂ることで、胃が刺激されてしまい、さらなる嘔吐を招く場合があります。少しずつこまめに飲むのがポイントであり、経口補水液が飲用におすすめです。
まとめ:お腹の風邪とは?症状や原因について
いかがでしたか?今回の内容としては、
・お腹の風邪や胃腸風邪と呼ばれるものは感染性胃腸炎のことを指している
・お腹の風邪である感染性胃腸炎の症状としては、下痢、腹痛、嘔吐などが挙げられる
・お腹の風邪である感染性胃腸炎の原因は細菌とウイルスによるもので、代表的なのはノロウイルスとアデノウイルスである
・お腹の風邪である感染性胃腸炎にかかったら少しずつ水分補給する、刺激の強い飲み物食べ物は避けることなどが大切
以上の点が重要なポイントでした。今回の内容をご覧になり、もしかしたら感染性胃腸炎かもしれない…と思われた方もいるでしょう。通常は、自然治癒するものですが、症状が重たい場合や不安のある方は医師に相談しましょう。
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