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風邪に効く食べ物|鼻や喉などの症状にお困りの方必見!
「風邪に効く食べ物を知りたい…」
「風邪かもしれないから食べ物で栄養をつけたい…」
風邪を早く治すためには、良い栄養を摂取してしっかりと体を休めることが大切です。では、どのような食べ物を口にすれば良いのでしょうか?今回は、風邪に効くとされる食べ物をテーマにお届けしていきます。この記事を読むことで、風邪の症状に適した食べ物が選べるようになるでしょう。
Contents
風邪の症状について
一言で風邪と言っても、風邪の原因にはさまざまなウイルスがあり、ウイルスや体質によって、その症状も変わってきます。代表的な風邪の症状は咳・鼻水・喉の痛み・喉の違和感・くしゃみ・鼻づまり・痰・発熱・だるさ・腹痛が挙げられます。風邪の時に呼吸器に症状が出やすい理由は、ウイルスが体に侵入したことを脳が察知すると、異物を出そうとする動き、ウイルスと戦う目的で喉などに炎症が起こるためです。
このような不快な症状は、体が風邪のウイルスと戦うために引き起こされています。体がウイルスに打ち勝てば、風邪症状は和らいでいくでしょう。
風邪のときに効く・摂りたいおすすめの食べ物・飲み物
続いて、風邪に効く食べ物を症状に合わせて紹介していきます。自分の症状に合わせた食べ物を適切なタイミングで摂取しましょう。
寒気にはショウガ
風邪の時は、熱の影響によりゾクゾクと寒気を感じます。寒気のある時には、ショウガを摂取して体を温めながら、血行を促進しましょう。ただし、高い熱が出ている状態の時には、ショウガを食べるべきではありません。
ショウガはあくまで寒気を感じ、熱が低い段階で取り入れる食べ物です。普段からショウガを食べる習慣のある方も、高熱の時にはショウガの摂取を控えましょう。
殺菌作用や抗炎症作用のあるネギ
ネギに含まれるアリシンという成分には、強い殺菌効果・抗炎症作用・疲労回復効果があります。そのため、風邪の時にネギを食べれば、風邪対策になるでしょう。アリシンは熱に弱い成分であるため、ネギは火を通さずに細かく切って食べるのがポイントです。ネギ以外では、にんにくもアリシンが豊富に含まれています。
少し前までは「風邪をひいたらネギを首に巻いて眠る」という家庭療法がありましたが、残念ながら、ネギを首に巻くだけではアリシンを摂取できません。ネギのアリシンは、食事から摂取してください。
脱水症状予防に経口補水液
風邪の時に最も積極的に口にするべきものは水分です。特に発熱時は多くの水分が汗で奪われてしまうでしょう。効率良く水分を体に補給するためには、水よりも経口補水液を摂取すると良いです。経口補水液には塩分やミネラルが含まれています。また、下痢や嘔吐の症状がある場合にも水分が失われてしまうため、経口補水液で少しずつ体の水分を補給することが大切です。
喉の痛みや咳にはちみつ
喉の痛みを感じている時や咳が辛い時には、はちみつが良いとされています。はちみつには、抗炎症・抗菌・抗酸化作用があり、喉の痛みや咳を和らげる効果が期待できます。はちみつはぬるま湯に溶かしたり、温かい紅茶にスプーン1,2杯分のハチミツを入れるなど、温かい飲み物と一緒に摂取すると良いでしょう。
はちみつの種類は何でも構いませんが、ニュージーランドで生産されているマヌカハニーは、特に抗菌作用が高いと言われています。ただし、1歳未満の子供はボツリヌス症を起こす可能性があるため、はちみつを与えてはいけません。
うどんやおかゆ
風邪に限らず、体調が悪い時の食事として取り入れやすいうどんやおかゆは、消化が良いことから、胃腸に負担をかけずに食べられます。また、同時に体も温められるでしょう。さっぱりとした味付けにすれば、食欲が少ない時の食事にも適しています。風邪の時に食べるうどんやおかゆには、肉や油揚げなどの消化に悪い具材はなるべく使わないようにしましょう。
風邪のときに食事面以外ですべきこととは?
風邪を早く治したいと思った時には、風邪に効く食事の他に、下記のような対応をとりましょう。
・体を温めて安静に過ごす
・よく眠る
・加湿器を使う
発熱・咳・くしゃみなどの症状がある状態では、思っている以上に体力が消耗されています。しっかりと体を休めることが、風邪を治す近道だと言えるでしょう。また、咳や喉の痛みが強い時には、加湿器などを使って部屋の空気を加湿し、喉の乾燥を防いでください。
風邪を予防する食事について
風邪を予防するためには、バランスの取れた食事を食べて体が必要とする栄養素を常日頃から摂取できると良いでしょう。偏食などで食生活が偏っていると、栄養不足によって免疫力が低下してしまいます。日々の食事で免疫力を高めるためには、魚・肉・卵・大豆製品をまんべんなく食べるようにしてください。
風邪で食欲がないときは無理をして食べなくてもよい
風邪の症状が辛く食欲がない時には胃腸などの消化器が弱っていると考え、無理に食べ物を食べなくても良いです。特に肉など消化に悪いものを食べてしまうと、胃腸の負担が重くなり、風邪の治りを遅らせてしまう恐れがあります。
食欲がないのなら無理をせず、自分の食べたいと思うものを少量摂取しましょう。特にお腹の風邪と呼ばれる感染性胃腸炎では、下痢や嘔吐を繰り返す中で食事を無理に取ると、症状を悪化させてしまう原因になります。
まとめ:風邪に効く食べ物|鼻や喉などの症状にお困りの方必見!
いかがでしたか?今回の内容としては、
・風邪に効く食べ物として、症状にあわせて食べ物を選ぶと良い
・寒気があるのならショウガ、喉の痛みや咳にはちみつ、風邪症状全般にネギやうどん、水分補給に経口補水液
・風邪のときに食事面以外ですべきことは、加湿器の使用や睡眠時間を確保することなどが挙げられる
・風邪の症状が辛く食欲がない時には、無理をして食べ物を口にしなくても良い
風邪の時は栄養も大切ですが、しっかりと体を休めることも大切です。風邪の際は、今回の内容を参考にしていたただければと思います。