いざという時に頼りになる!知っておきたいコンビニで買える市販薬の種類

突然の体調不良で病院に行く時間が取れなくて、近くのコンビニのお薬で乗り切りたいという時もありますよね。

今回は、コンビニではどんなお薬が置いてあるかについてご紹介します。

また、処方せんがなくても、医療用医薬品の相談ができる薬局もありますので、緊急度や体調によって参考にしてください。セルフケア薬局では、薬剤師に相談することで、医療用医薬品のご提案をしています。(零売:れいばい)緊急時にもお使いください。※自費でのご案内になります。 取り扱い医薬品の確認や来店予約ができるセルフケア薬局 公式LINEはこちら

今回のブログでは以下を知ることができます!

・コンビニで買える薬
・コンビニで買える薬と薬局の薬の違い

Contents

コンビニで買える薬

実際に多くのコンビニで購入できる薬の一部をご紹介いたします。

第二類医薬品(薬剤師か登録販売者がいるコンビニで購入可能)

頭痛・生理痛に効果的な鎮痛剤の「バファリン」や風邪の初期症状に効果的な「エスタックイブ」、つらいかぜの諸症状に効き目が持続する「新コンタック風邪総合」など

第三類医薬品(取り扱いさえあれば、どこでも購入可能)

龍角散やうがい薬など喉のケアの薬の一部。

滋養強壮効果の「ヘパリーゼ」や「ユンケル黄帝顆粒」、胃の不快な症状に効果的な「太田胃散」シリーズの一部など。シリーズ化することで一部を第三類医薬品とし、コンビニでも発売可能になった商品が多数あります。

不調に効果的な医薬部外品(取り扱いさえあれば、どこでも購入可能)

かぜなどの発熱でだるい時の栄養補給に適した「パブロン滋養内服液」や「エスタック滋養内服液」、食べ過ぎ飲み過ぎには「ソルマック胃腸液プラス」など。

また、乗り物酔いや気分が不快な時の「トラベルミンサポート」は、ドロップタイプで5歳以上なら子供の服用可能です。

ただし、気軽に薬が買えるからといって、自己判断でむやみに飲むことは避けましょう。

市販薬を服用するときは、説明書を読むことはもちろんのこと、分からないことがあったら、薬剤師や登録販売者に質問をすることが大切です。

コンビニで取り扱う薬の種類 薬局の薬との違いとは?

コンビニで薬が買えるからといって、すべての薬が買えるわけではありません。

決められた種類に限られるので、まずは薬の分類について知っておきましょう。

薬の種類について

薬には種類があり、処方箋が必要な医療用医薬品、薬剤師による指導が必要な要指導医薬品、それ以外の一般用薬品があります。

一般用薬品の中でも、第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品に分けられ、第1類医薬品は薬剤師からの情報提供が義務になります。

第2類医薬品や第3類医薬品は薬剤師もしくは登録販売者の情報提供が努力義務になります。

コンビニで買える薬は第2類医薬品・第3類医薬品

ほとんどのコンビニには、薬剤師はいません。なので、コンビニでの第一類医薬品の取り扱いはありません。しかし、登録販売者がいれば取り扱いが可能な第二類医薬品と、特に義務のない第三類医薬品はコンビニでも扱うことができます。

主に一般的なかぜ薬や解熱鎮痛剤は第二類医薬品にあたり、整腸剤やビタミン剤、二日酔いの飲み薬などは、第三類医薬品に分類されます。

販売登録者がいるコンビニでは、第二類医薬品が可能で、そうでなければ第三類医薬品のみの取扱いになります。いざという時のためにも、近隣のコンビニの薬の取扱いについて事前にチェックしておくと安心です。

コンビニで買う薬と薬局で買う薬の違い

コンニビで買える薬と薬局で買う薬の違いは、簡単にいうと「効き目の強さ」にあります。薬剤師や登録販売者のサポートが必要な第一類医薬品や第二類医薬品は効き目が高く、その分副作用も懸念されますが、コンビニで気軽に買える第三類医薬品は、副作用の心配がほとんどない分、効き目も弱めになっています。

ただし、全く同じ薬の場合は、どちらで購入しても中身は同じなので、効き目に差はありません。

また、価格を比較した場合、風邪薬などはコンビニで買う方が割高なイメージがあるかもしれません。ですが、実際には薬局で購入する方が高くつくこともあります。

それは薬剤師のもと薬局の方が効き目の強い薬を取り扱っているためで、その分薬の値段も高くなる傾向にあるからです。

また、全く同じ薬でも、コンビニの場合は少量版であったりするので、内容量を確認して比較することをおすすめします。

セルフケア薬局では、医療用医薬品を取り扱っています

セルフケア薬局のLINEに登録いただくと、薬剤師への相談・在庫確認・購入できるお薬の確認もできますので、お気軽にご連絡ください。

おまけの知識:2006年からコンビニで薬の購入が可能に

コンビニでは、食品以外にも日用品・お酒・たばこの購入や納税、荷物の受取、銀行ATMなどのあらゆるサービスを24時間受けることが可能です。

もはやコンビニは生活の一部のいる人も多いかもしれませんが、薬の購入ができることはご存知でしょうか?

以前は、薬の取扱いといえば、病院、薬局、ドラッグストアに限られたものでしたが、2006年の薬事法改正をきっかけにコンビニでも購入可能となりました。

病院へ行くほどではない初期症状や疲れが溜まっている時、胃腸の調子が心配な時など、手軽に早期対応が可能になることで、症状の悪化を防ぐことができます。

また、夜中や早朝などにおこるツライ症状や、病院へいくこともままならない時など、特に一人暮らしの人々にはとても頼りになる存在です。

コンビニで薬を購入できることは、セルフメディケーションの観点からもたいへん重要な役割を担っています。

まとめ

体調が悪い時に、コンビニでは薬以外にもお水やおかゆ、のど飴の購入も可能です。体調改善に身近なコンビニを上手く利用しましょう。

ただし、コンビニの薬を飲んでも、症状が治まらない場合や悪化した場合などは、速やかに医療機関を受診することが大切です。

自分の体は自分で守らなくてはいけません。何事も早めの対応で、元気な毎日を過ごせるようにしましょう!