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くしゃみが止まらない原因と対処法について
「くしゃみが止まらないで困っている…」
「くしゃみを止めるにはどう対処すればいいのだろうか…」
くしゃみは風邪やアレルギーなどによって引き起こされますが、何度もくしゃみが出て止まらないような状況になると、仕事や勉強に集中できません。さらに不特定多数の人がいる場所では、周囲に気を使ってしまうでしょう。
今回の記事では、「くしゃみが止まらなくなる原因とその対処法」をテーマにお届けしていきます。止まらないくしゃみに悩んでいるのなら、ぜひ参考にしてください。
Contents
くしゃみはなぜ出る?
くしゃみは本来、鼻に入った異物を体外に排出する防御反応のためにあります。呼吸で吸い込んだ異物が鼻粘膜を刺激すると、くしゃみによって異物が体外に出されるのです。
また、アレルギー反応や風邪によってくしゃみが出る場合もあります。くしゃみの原因は、さまざまなものが考えられるのです。
くしゃみが止まらない原因について
何度もくしゃみが続いて止まらないような状況になる状態には、どのような原因があるのでしょうか?続いて、くしゃみが止まらない原因を見ていきましょう。
風邪
体内に風邪のウイルスが侵入したことを体が察知すると、体はくしゃみ・鼻水などを使ってウイルスを排出しようとします。また、ウイルスに感染した場合は、鼻の血管が浮腫んでくしゃみが誘発されやすくなります。
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎では、花粉やハウスダストなどの特定のアレルゲンに対して、体がアレルギー反応を起こし、くしゃみや鼻水が出ます。アレルギー性鼻炎によるくしゃみは特に連発しやすく、稀ですが、何度もくしゃみをし過ぎて肋骨にヒビが入ることもあります。
刺激物質
呼吸によって吸い込んでしまった異物が鼻粘膜を刺激して、くしゃみが止まらなくなることもあります。これは、体外に異物を排出するための体の正常な反応です。調理中に胡椒を吸い込んでしまい、くしゃみが止まらなくなるような状況を思い浮かべると良いでしょう。
寒暖差アレルギー
気温の変化が激しい時期に、寒冷刺激を受けてアレルギー反応が起こり、くしゃみが出る方もいます。具体的には、寒暖差が鼻の粘膜を調整する自律神経を刺激して、くしゃみを引き起こすのです。
モーニングアタック
起床時に自律神経のバランスが乱れてくしゃみや鼻水が止まらなくなることを「モーニングアタック」と呼びます。アレルギー性鼻炎の方は、よりモーニングアタックが起こりやすいでしょう。
くしゃみが止まらない際の対処法
くしゃみが止まらない時に行うべき行動は、くしゃみの原因によって変わります。ここからは、くしゃみの原因別の対処法について見ていきましょう。
風邪でくしゃみが止まらない際の対処法
鼻の乾燥はくしゃみを誘発するため、加湿器などを使って部屋を保湿し、室温を25度程度に設定してください。体を冷やさないように服装を工夫するのも良いでしょう。また、鼻の横をマッサージして血行を良くするなどの方法もお勧めです。
アレルギー性鼻炎でくしゃみが止まらない際の対処法
アレルギー性鼻炎ではアレルゲンとの接触を最小限に抑えることで、くしゃみが続く状態を防げます。花粉に対してアレルギーがあるのなら、外出時はマスクをする、帰宅時は衣類に付着した花粉を払ってから室内に入るなどの方法が有効でしょう。
ハウスダストにアレルギーがある方は、室内をしっかり清掃する、カーペットなどの布製品の使用を控えるなどの対策をとる必要があります。
寒暖差アレルギーでくしゃみが止まらない際の対処法
寒暖差アレルギーは、体の冷えを防ぐために衣類を工夫することで予防できます。また、適度な運動も効果的でしょう。
モーニングアタックでくしゃみが止まらない際の対処法
起床時にすぐ起き上がらず、指先を動かして交感神経を活性化させることで、モーニングアタックを防ぐ効果が期待できます。また、部屋を加湿する・マスクをつけるのも良いでしょう。
まとめ:くしゃみが止まらない原因と対処法について
いかがでしたか?今回の内容としては、
・くしゃみは本来、鼻に入った異物を体外に排出する防御反応である
・くしゃみが止まらなくなる原因には風邪、アレルギー性鼻炎、刺激物質などがある
・くしゃみが止まらない際の対処法は加湿器を使ったりアレルゲンを避けることなどが挙げられる
以上の点が重要なポイントでした。くしゃみの原因によって必要な対処法が変わるため、くしゃみが止まらなくなる時の状況を考えて原因を絞っておくべきでしょう。
処方箋なしで病院の薬を買う方法もある
風邪やアレルギー性鼻炎によるくしゃみは、薬によって緩和することができます。そして、なかなか病院に行く機会が設けられないという方は、零売薬局でセルフケアをおこなうという選択肢もあります。ただし、零売薬局の利用は受診ができないなどのやむをえない場合に限る、という点を必ず頭に入れて利用しましょう。