当帰芍薬散は婦人科系の悩みの改善に効果的!市販で購入する方法

月経異常や、毎月の生理痛、更年期障害などの婦人科系の不調に悩まされている方に『当帰芍薬散』という漢方薬がよく処方されます。

病院に行きたくても行くことができず、『当帰芍薬散』を市販で購入したいと思う方は多いです。そんな方のために、『当帰芍薬散』を購入できる方法と、当帰芍薬散の詳しい効果効能をご紹介します。

当帰芍薬散を市販で購入する方法
・当帰芍薬散の効果効能
・当帰芍薬散の副作用
・当帰芍薬散の服用がおすすめな方

 

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Contents

当帰芍薬散を市販で購入する方法

当帰芍薬散は漢方薬ですから、薬のように処方箋が必要ありませんので、ドラッグストアやネット通販、セルフケア薬局などで市販されています。

ほかに気になる症状がある場合は医師の診察を受けることをおすすめしますが、そこまでひどい症状でなければ市販の当帰芍薬散でもよいでしょう。

また、病院で診察を受けると時間がかかるだけでなく、漢方薬代にプラスして診察代が必要です。

そのため、

・忙しくて病院を受診する時間が取れない

・普段から利用していて、診察が不要

という方にも市販の当帰芍薬散はおすすめです。

ただし初めて当帰芍薬散を服用するので不安があるという方は、受診をするか薬剤師が在籍しているドラックストアや薬局で購入したほうが安心です。

セルフケア薬局ではLINEに登録いただくと、無料で薬剤師と相談ができます。症状や薬でお困りの際は気軽にご連絡くださいね!

当帰芍薬散の特徴

婦人科系の諸症状の緩和に効果的

当帰芍薬散は冷え性の方で婦人科系の諸症状に悩んでいる方におすすめです。

漢方の中には体力に自信がある方向けのものもありますが、当帰芍薬散は痩せ型で体力がない人向けとなります。

当帰芍薬散は体の血の巡りをよくし、体を温めることで冷えや婦人科系の不調を改善していく漢方です。

具体的には、以下のような症状の改善に期待ができます。

・月経不順

・月経異常

・生理痛

・更年期障害

・産後の不調

そのほかにも、めまいや立ちくらみ、頭が重い、肩こり、腰痛、足腰の冷え、しもやけ、むくみ、シミ、耳鳴りなどの改善にも使われています。

女性ホルモンの乱れによる心身の不調にお悩みの方は、女神散と黄連解毒湯という漢方薬もチェックしてみてください。

当帰芍薬散を服用するときの注意点と副作用

漢方薬は薬と一緒に服用すると効果が強く出すぎてしまう可能性があるため、すでに治療を受けている方は服用前に医師または薬剤師へ相談してください。

また、胃腸への刺激が強いこともあるので、胃腸が弱い方も念のため医師や薬剤師に相談してからにしましょう。

当帰芍薬散の副作用ですが、以下となります。

・皮膚のかゆみ

・湿疹

・胃部不快感

・食欲不振

比較的副作用が少ない漢方薬ですが、上記のような症状があらわれたときは服用を中止して、医師または薬剤師に相談してください。

当帰芍薬散はこんなときにおすすめの漢方薬

婦人科系の不調は病院で処方される薬でも治療ができるため、当帰芍薬散でよいのか、それとも病院を受診すべきなのか迷う方もいるでしょう。

そこで当帰芍薬散がおすすめなのはどのようなときなのか説明するので、迷ったときの参考にしてください。

忙しくて病院に行く時間がないとき

薬で不調を改善しようと思うと、基本的には医師の診察を受けないといけませんが、中には病院へ行く時間が取れない方もいるはずです。

当帰芍薬散も薬とはアプローチ方法は違いますが、冷えや婦人科系の疾患の改善に効果的ですから、時間がない方は市販の当帰芍薬散で様子を見てみましょう。

冷えが気になるけれど体力がなくて運動できない方

体の冷えを改善する方法はいろいろとありますが、基本は食事改善と運動で筋肉をつけることが改善のためのポイントです。

とはいえ、体力に自信がない方は運動を継続するのが難しいことも少なくありません。

当帰芍薬散なら1日数回飲むだけでよいので、虚弱体質の方でも冷えの症状を改善できるでしょう。

鎮痛剤ではなく別の方法で生理痛を緩和したい方

生理痛の緩和のために鎮痛剤を服用する方は多いでしょうが、頻繁に服用すると耐性がついてしまい、痛みが和らぎにくくなることも。

その点、当帰芍薬散は根本から生理痛を改善していくため、体が慣れる心配をせずに服用できます。

鎮痛剤に頼りたくないという方は、当帰芍薬散を試してみてはいかがでしょうか?

おまけの知識:西洋薬と漢方薬の違い

薬は科学的に合成されたもので、体の働きの中で不足する部分を代わりに補ってくれる役割を果たしてくれます。

そのため、服用すると比較的早く効果を実感できるのがメリットですが、服用をやめるとまた症状が復活することがあるのがデメリットです。

漢方は生薬からできており、低下した体の働きを正常な状態に戻すサポートをしてくれるもの。

薬と違って効果を感じるのがゆっくりですが、体質改善ができ、不調を根本から改善できるのがメリットです。

我慢せず当帰芍薬散で婦人科系の悩みを改善しよう

不調を改善するというと薬をイメージするかもしれませんが、漢方薬は古くから薬と同じような役割を果たすと言われているものです。

ドラッグストアなどで手軽に購入できますから、冷えや婦人科系の不調に悩んでいるのなら、薬剤師にご相談くださいね。

薬剤師 服部雄太
監修:
薬剤師 服部雄太
■薬学部卒業後、医療機器MR・調剤薬局での薬剤師経験を経て、現在調剤薬局を複数店舗展開中。
■処方箋なしで病院の薬が買える薬局を通して、受診ができない方々の健康支援を目指しています。