リウマチはどんな痛み？疲れやすいのか？

「リウマチはどんな痛みを感じるのだろうか…」
「リウマチになるとどのような症状があらわれる？」
関節の痛みや違和感を継続して感じる場合、自分はリウマチかもしれない…と不安になる方もいらっしゃるでしょう。では、リウマチになると、どのような痛みや症状があらわれるのでしょうか？

今回の記事では、リウマチの痛みや症状について分かりやすく解説していきますので、リウマチの可能性がある方や、どんな痛みなのか気になる方は、ぜひ参考にしてください。

リウマチとは？

リウマチ性疾患とは、関節や筋肉に痛みを生じる病気の総称であり、中でも「関節リウマチ」が最も多くの人に知られているでしょう。関節リウマチは、関節に炎症が発生して軟骨や骨が破壊され、関節の機能が損なわれてしまう疾患です。放置すると関節が変形して固まり、日常生活に支障をきたしてしまうのです。

リウマチの症状

リウマチの症状には、次のようなものがあります。
・微熱
・朝のこわばり
・関節の痛みや腫れ
・食欲不振
・倦怠感
・疲れやすい
・体重減少
このように、リウマチの症状は該当箇所だけでなく全身に影響を与えます。

リウマチはどんな痛みなのか？

リウマチはどんな痛みなのか？というと、個人差はあるものの「ズキズキ」「ズキン」といった痛みの表現が適していると言われています。関節リウマチの場合には、階段の上り下り、立ち上がる時、何かを掴む時、姿勢を変える時など、日常生活の中で、膝や肩・手首や足首などの関節を動かすときに痛みが現れやすくなります。症状が悪化すると、安静にしている時でも痛みを感じるようになります。

リウマチで疲れやすくなる

リウマチの症状には、疲れやすさもあります。リウマチの痛みに耐えること、不安感などがその疲れを誘発していると言えるでしょう。特に痛みが強い方ほど、疲労感に襲われやすいです。

リウマチの原因

リウマチのメカニズムは、体にある免疫系の働きに異常が生じることにあります。本来、免疫は外部から体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃して破壊する役割を持っていますが、リウマチになると、免疫系が誤って自分の細胞・組織を攻撃してしまうのです。その結果、関節が炎症を起こしてリウマチにつながります。免疫系になぜ異常が生じるのかという原因は、現段階で判明していません。

リウマチになった時の対処法

リウマチの症状がひどい時には、無理をせず関節に負担のかかることを避けて安静に過ごすことが大切です。体を休めるために、規則正しい生活を送って質の良い睡眠も取る必要があるでしょう。また、体の調子が良い時には、医師に相談の上で関節に負担のかからない運動を行いましょう。運動はリウマチの進行を遅らせる効果が期待できます。

まとめ：リウマチはどんな痛み？疲れやすいのか？

いかがでしたか？今回の内容としては、
・関節リウマチは、関節に炎症が発生して軟骨や骨が破壊され、関節の機能が損なわれてしまう疾患である
・リウマチの症状には、微熱、朝のこわばり、関節の痛みや腫れなどがある
・リウマチは「ズキズキ」「ズキン」といった痛みがあり、動作とともに痛みがあらわれやすい
以上の点が重要なポイントでした。リウマチを放置すると、関節が変形してしまう恐れがあります。リウマチかもしれないと思えば、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

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