日焼けしにくい秋冬こそ!本気の「『美白』セルフケア」

美しい肌は、女性を一段と若々しく見せてくれます。白く、透明感のある素肌であれば尚更です。そんな美しい肌を手に入れるために『美白』ケアは欠かせません。

とはいえ、正しい美白ケアについて、実は知らない方は多いもの。

また、忙しい毎日の中、時間や手間のかかる美白ケアはなかなか続きませんよね。

そんな忙しい毎日を送る方にもおすすめな、簡単にできる『美白』セルフケアについて、今回はご紹介します。毎日のスキンケアを見直すだけで、美肌への第一歩がスタートしますよ。すぐに始められることばかりです。ぜひチェックして、今日からトライしてみて下さいね。

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Contents

徹底的に美白ケアするための6つのポイント

本気で美白したい方におすすめな、6つの美白セルフケア方法をご紹介。基本として、まずは毎日のスキンケアを見直してみましょう。

秋冬もしっかり紫外線ガード

「紫外線は夏だけ」と思い込んではいませんか?秋冬になると、日焼け止めを塗るのをサボる方はきっと多いはずです。夏に比べて秋冬の紫外線量が少ないのは確かです。しかし、油断は禁物。「日焼けしにくい秋冬」だからこそ、美白ケアの成果を得やすい絶好のチャンス。日焼け止めはもちろん、日差しの強い場所では日傘を刺すなど、秋冬でもしっかり紫外線を予防しましょう。

たっぷり保湿する

日焼け止めを塗ると、お肌がどうしても乾燥しやすくなります。保湿の足りない肌に日焼け止めを塗ると、白浮きしたり、時間と共に粉がふいたり、ファンデがよれてしまう原因にもなります。さらに、乾燥した肌には、いくら美白成分のたっぷり入った美容液を重ねても効果を十分に得られません。しっかり水分量をお肌に入れることを毎日のスキンケアで意識しましょう。

十分な睡眠をとる

寝不足の翌朝、鏡に映る自分の顔を見て「なんとひどい顔」と思った経験はありませんか?睡眠は美肌にとって欠かせません。その理由は、睡眠時にしか分泌されない成長ホルモンにあります。成長ホルモンには、細胞の分裂を促し、皮膚を再生させる働きがあります。言わずもがな眠らなければ成長ホルモンは分泌されませんので、美肌は遠のくばかり。それだけでなく睡眠不足は自律神経の乱れや免疫力低下にも繋がりますので、お肌だけでなく、健康な身体を保つ上で睡眠は欠かせない重要な存在です。

適度な運動で代謝アップ

運動不足は体だけでなくお肌にも影響します。運動することで体中の血液の巡りが良くなり、酸素が体の隅々にまで行き渡ります。すると、肌のターンオーバーがスムーズに行われ、体にたまった余分な老廃物や毛穴に詰まった汚れも取り除かれ、て艶っと若々しいフレッシュなお肌が手に入ります。そのほか色素沈着によるシミ、くすみ、肌トラブルの改善にも繋がります。

スマホやPCはブルーライトをカットして

スマホやPCから発せられるブルーライトは、目への負担だけでなく、お肌にも大敵。シミの原因でもある紫外線よりもさらに肌の奥へと届き、浴び続けることでシミやくすみ、たるみの原因に。長時間ブルーライトを浴びることは体にとっても悪影響です。『1時間見たら15分の休憩を挟むように』とも言われてはいますが、守るのはなかなか難しいものです。そんな場合、スマホの設定から『ブルーライトカット』できます。画面が少し黄色くなりますが、目への負担だけでなく、お肌への負担も軽減されます。

美白ケアを高めるスキンケアを使う

「美容クリニックは敷居が高い」そんな方は、毎日のスキンケアに美白用化粧品を取り入れてみてはいかがでしょうか。シミの原因となるメラニン生成を抑制してくれる美容液や、肌の角質を除去するピーリングを使うなどすれば、次に入れる美容成分の浸透力をアップさせることができます。毎日は難しくとも、週の中に1日や2日スペシャルケアの日を作り、自分のペースで始めてみましょう。

美白ケアに効果がある美容成分

『美白』に良いとされる美白用化粧品にはたくさんの種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。では、どんな成分の入ったスキンケアを選ぶと効果的なのでしょうか?美白へ導く成分と作用についてご紹介します。

【ビタミンC誘導体成分配合】美白へと導く

ビタミンCは美白に効果的と言われる反面、水の中で壊れやすい欠点もあります。そんなビタミンCの良さを安定させたまま肌内部へ浸透するよう作られたのが『ビタミンC誘導体成分配合』です。高い美白効果を期待できるとともに、ハリや弾力ある肌へと導きます。

【トラネキサム酸】シミを抑制

紫外線により活性化するメラノサイトを抑制する『トラネキサム酸』。メラノサイトとは、メラニンを生成する細胞のこと。放っておくと、みるみる数は増殖します。そんなメラノサイトの活性化をストップしてくれるトラネキサム酸は、医薬部外品の美白有効成分として、国からの承認も得ています。

【アルブチン】メラニン生成を阻害

コケモモという果実に含まれる成分。シミの元である『チロシナーゼ』を阻害し、メラニンの生成を抑制してくれます。トラネキサム酸同様、数多くの美白用化粧品に含まれている成分です。

【コウジ酸】シミ予防と美白

近年、ますます注目される『麹(こうじ)』をもとに誕生した『コウジ酸』。アルブチン同様、シミのもととなる『チロシナーゼ』の生成を抑え、メラニン生成を防いでくれます。お肌のくすみ、透明度アップも期待できます。

内側から働きかける!美白効果のある食べ物

美白効果をより高めるために、『美白食材』にも注目しましょう。外からだけでなく中からも美白ケアすれば、より一層、透明感のある美しい肌へと導いてくれます。

『ビタミンC』美白効果

『ビタミンC』はシミ・ソバカスを防ぐとともに、免疫力をアップし、強い体作りにも欠かせない栄養素です。

《ビタミンCを含む食材》

・キウイ

・オレンジ

・イチゴ

・ザクロ

・レモン

・グレープフルーツ

・ブロッコリー

『ヒアルロン酸』『コラーゲン』透明感アップ

お肌の潤いや透明感をアップする、『ヒアルロン酸』『コラーゲン』。ぷるんと弾けるような若々しいお肌が手に入ります。

《ヒアルロン酸、コラーゲンを含む食材》

・手羽先、手羽元

・長芋

・もずく

・オクラ

『ビタミンB2』肌トラブルを防ぐ

お肌のトラブルを防いでくれる『ビタミンB2』は、肌代謝を正常にするにも欠かせない栄養素。ニキビや肌荒れに悩む方は、ぜひ『ビタミンB2』を積極的に取り入れましょう。

《ビタミンB12を含む食材》

・しじみ

・あかがい

・牛肉/鶏肉レバー

・あわり

・いくら

このほか、コラーゲンの生成を助ける豆乳や、血行を促し代謝をアップしてくれるビタミンEを多く含むアーモンドやナッツもおすすめです。

まとめ:美肌にはストレスも大敵

お肌は、その人の内面を表すともいわれます。どれだけ高い美容液を使い、食事に気をつけていたとしても、ストレスをため込んでいては、いつまで経ってもお肌はきれいになりません。規則正しい生活を基本に、ゆったりとしたリラックスタイムも1日の中に取り入れてみて下さいね。

看護師 小瀬文彰
監修:
看護師・保健師 小瀬文彰
■慶應義塾大学看護医療学部卒。予防医療や、自宅で療養される方を対象とした訪問看護(在宅医療)に従事。
■2019年に薬剤師と共にセルフケア薬局創業し、COOに就任。新たな医療を創造し、より健康な社会の実現していきます。