空腹時に胃痛が起こる!原因と対処法は?

空腹時に胃痛が起こる!原因と対処法は?

「なぜかお腹が空くとキリキリ胃が痛む…」と、このような悩みを抱えている人は少なくありません。

今回は空腹時に胃痛が起こる原因と、胃痛が起こったときの対処法、そして予防法をご説明します。

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今回のブログでは以下を知ることができます!

・空腹時に胃痛がするときの対処法
・考えられる胃痛の原因
・胃痛を予防する方法

 

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Contents

空腹時に胃痛が起こったときの対処法

胃が弱っていることや生活習慣が原因で空腹時に胃痛が起こるときの対処法をご説明します。

食事をとる

胃痛を感じたとき、空腹状態をそのままにしておくと、どんどん胃酸が分泌されて痛みが治りません。そのため、空腹時に胃痛を感じたときは、できるだけ早めに食事をとるのがおすすめです。

仕事などで食事の時間が決まっているときは、水分をとるだけでも痛みが和らぐことがあるので試してみてください。

空腹の時間を長くしない

空腹の時間が長い日が続くと、胃が胃酸で刺激されることで痛みが出やすくなります。

できれば「お腹が空いてきたかな」と感じたときに食事をするか、1日4回以上に食事をわけるなどをして、空腹の時間が長くならないようにしましょう。

タバコやアルコールなど刺激物質を避ける

空腹時に胃痛を感じるときは、すでに胃が弱ってる状態です。そのため、タバコやアルコール、カフェイン、辛い食べ物など、刺激となる物質は空腹時の胃痛が治るまで控えましょう。

食事量を減らす

胃痛を感じているときは胃に余計な負担をかけないよう、食事量は少なめにしておきましょう。量だけでなく、脂っこいものを控えて消化のよい食事も心がけてください。

市販の薬を使用

空腹時の痛みがツラいときは、市販の薬を試してみてもよいでしょう。痛み止めや食べ物の消化を促す薬ではなく、胃痛を抑える効果がある胃薬がおすすめです。

ただし、頻繁に服用すると薬に耐性ができてしまう場合があります。1週間飲み続けても痛みが我慢できないときは、医療機関を受診して原因を調べてもらいましょう。

医療機関を受診する

空腹時の胃痛が治ったりまた起きたりと繰り返すときは、対処法を試すと同時に念のため医療機関を受診しておきましょう。

胃が弱っていることが原因ではなく、別の疾患が隠れている可能性があります。痛みは体からのサインですので、軽く考えずに一度は専門家に診てもらいましょう。

空腹時に胃痛が起こる原因

空腹時に胃痛が起こる場合、お腹は空いて食事がとれるわけですから「放置しておいても問題ない」と考える人がいるでしょう。

しかし、痛みを感じるには原因があり、重大な疾患が関係している場合があるので注意が必要です。

まずは空腹時に胃痛が起こる原因を説明しましょう。

空腹時に胃痛が起こる理由

私たちの胃は『胃酸』が分泌されることで食べ物を消化します。この胃酸は食べ物がある状態では問題ないのですが、消化されたあとも大量に分泌されていると、胃にとって刺激となり痛みを感じるのです。

つまり、空腹時に胃酸が分泌され続けることで胃痛が起こるということ。そのため、食事をすると胃痛が治る場合が多いのです。

空腹時に胃痛の症状が出る疾患

空腹時の胃痛は、空腹の状態を長い時間続けることでも起こります。この場合は空腹時の時間を減らすことで症状は緩和されますが、それ以外の疾患が胃痛の原因となっていることも。

例えば、胆嚢、膵、胃、十二指腸などにかかっていると空腹時に胃痛が起こります。これらの疾患が原因の場合、病気が治らないことには症状が改善されないのです。

そのため、空腹時の胃痛が頻繁に起こるようなら、原因を特定するために一度医療機関を受診しましょう。

空腹時の胃痛を予防する方法

胃の疾患がないのに空腹時の胃痛を感じやすい人は、生活習慣の乱れが原因となっている可能性があります。

そのため、空腹時の胃痛を予防するために、

・暴飲暴食を避ける

・タバコを控える

・正しい生活習慣を送る

・ピロリ菌をなくす

・ストレスを溜めない

などの行動を心がけましょう。

正しい生活習慣に関しては、質の良い睡眠をとる、夜更かしをしない、過激なダイエットをしない、適度な運動を毎日続けるなどです。

またピロリ菌は、全ての人の胃に存在しているわけではありません。まずはピロリ菌がいるかどうかの検査を医療機関で行い、除去が必要な場合は医師の診断のもとに適切な処置を行いましょう。

まとめ

空腹時に胃痛を感じる原因は、食べ物を消化する胃液が多く分泌されていることです。胃が弱っていることが関係している場合もありますが、別の疾患が隠れている可能性もあるので、念のため一度は医療機関を受診しておきましょう。

疾患が関係していないときは、適切に対処を行うことと、日頃から予防策を行なっておくことで胃痛への対処を行いましょう。

看護師 小瀬文彰
監修:
看護師・保健師 小瀬文彰
■慶應義塾大学看護医療学部卒。予防医療や、自宅で療養される方を対象とした訪問看護(在宅医療)に従事。
■2019年に薬剤師と共にセルフケア薬局創業し、COOに就任。新たな医療を創造し、より健康な社会の実現していきます。