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夏バテには食事でビタミンC!簡単おすすめアイデア集
夏バテになると食欲もなくやる気も出なくて困りますよね。今回は、夏バテを改善するレシピ、夏バテの予防方法をご紹介します!
今回のブログでは以下を知ることができます!
・夏バテを予防する方法
・ビタミンCの大切さ
・どんな症状が夏バテなのか
Contents
薬剤師監修!夏バテ改善簡単レシピを紹介
ゴーヤチャンプル
ゴーヤと豚肉、豆腐をゴマ油で炒め、塩コショウで味を調えます。最後は卵でとじて出来上がりです。ゴーヤとビタミンB1を含む豚肉を摂ることで、さらなる夏バテ防止に。
冷やしトマト
トマトを冷やして切るだけです。水に溶けやすいビタミンCの流失が避けられ、熱くなった体をクールダウンします。
ピーマンと鶏肉のカシューナッツ炒め
鶏肉を炒め、火が通ったら、ピーマンとカシューナッツを加え更に炒めます。酒・しょうゆ・オイスターソース・砂糖で味付けをして完成です。ナッツ類にはビタミンEが含まれ、ビタミンCと同時に摂取することで相乗効果が期待できます。
夏バテを予防するには
夏バテを予防するには、良質の睡眠がとれるよう、室温や環境を整えましょう。また、ベッドでスマホを見るのは止めましょう。スマホのブルーライトは睡眠ホルモンであるメラトニンの働きを妨害します。上手く入眠できなくなり、睡眠の質が低下することで、疲れがとれなくなってしまいます。
食生活を整えることも不可欠です。暑い夏は食欲が減退しがちですが、栄養価の高いものを適量食べることで力が湧き、やる気に満ちてきます。暑いからといって、アルコールの取り過ぎには要注意です。胃もたれするようなものばかり食べ過ぎて、胃腸を弱らせてしまい、肝心な栄養素が吸収できなくなってしまいます。特にビールは利尿作用があり、脱水を進めることにもなります。特に夏の屋外では、ビールを飲んで、水分を補給しているつもりでも、実は脱水症状を起こしてフラフラなんてことも珍しくありません。
夏バテにはビタミンC
夏バテ解消食材といえば、断然ビタミンCです。夏は紫外線が気になる季節ですが、ビタミンCはシミやシワにも効果的です。またビタミンCには抗酸化作用があり、疲労回復の大きなサポートとなります。
本当はコワイ!ビタミンC不足
疲労回復や美容効果も高いビタミンCですが、体の中で作ることができないため、食事から摂取する必要があります。
もしも、ビタミンCが不足してしまうと、人の体や心に大きな影響があります。
疲労感はもちろん、感染症(尿路感染・皮膚アレルギー)・体の痛み・肌の乾燥・抜け毛・イライラなど、全身のあらゆるところと精神に不調が現れます。
また、ビタミンCは体に貯めておくことができません。健やかな生活を送るためにも、日常的に充分なビタミンCを摂り入れるよう心掛けましょう。
ビタミンCが含まれるおすすめ夏野菜
夏バテ予防に最適のビタミンCは、ゴーヤ、トマト、ピーマンに多く含まれています。
ゴーヤには、ビタミンCに加え、苦味には胃腸を整え、食欲を促進させる効果があります。
トマトに含まれるリコピンにはビタミンC同様、高い抗酸化作用があり、疲労回復や美肌作りに持って来いの食材です。
ピーマンにはレモンの2倍のビタミンCが含まれています。βカロテンも豊富で疲労回復効果が高く、メラニンの過剰な生成を抑えます。
ビタミンCをたっぷり含んだ旬の夏野菜を食べて、夏バテを防止・改善しましょう。
夏バテの症状
夏バテにはいろいろな症状があります。
体がだるい、倦怠感。何事にも無気力、やる気が出ない。食欲不振。下痢や便秘を繰り返す。体が熱っぽい。めまいや立ちくらみ。イライラや頭痛などがその代表的な症状です。
その主な原因は、大きく3つに分けられます。
自律神経の乱れ
暑い屋外からエアコンの効いた室内への出入りを繰り返すと、体力を消耗し、自律神経が乱れやすくなります。冷えすぎた部屋は体にストレスを与え、一層自律神経が乱れる原因に。自律神経が乱れると、胃腸が弱り、元気が無くなります。常に体がだるく、やる気も起こりません。
異常発汗
暑いと人は汗をかいたり、血管を拡張させたりすることで体温を調節するものですが、高温多湿の環境では、汗が蒸発しづらく、体の熱を放散することが難しくなります。体は熱いまま体温調整が上手くできなくなり、のぼせの症状や倦怠感に襲われます。
また、日光にさらされ、大量の汗をかくと体は水分不足となり、食欲低下や脱力、めまいなどを起こします。
睡眠不足
睡眠不足になると、一日の疲れをリセットすることができなくなり、疲労が蓄積させてしまいます。特に夏場は、熱帯夜によって寝つきが悪くなったり、エアコンが寒すぎて目覚めてしまったりと、良質の睡眠を取りやすい環境とは言えません。
睡眠不足は、慢性疲労の元となり、イライラや無気力、頭痛の原因となります。物事に集中できなくなり、仕事や勉強が疎かになってしまうこともあります。
まとめ
年々、夏の暑さがきつくなり、夏バテに悩まされる人も増えています。疲労回復、紫外線対策など、嬉しい効果の多いビタミンCを上手く活用し、夏バテを予防しましょう。
<参考情報>
https://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=natsubate
https://www.ebarafoods.com/sp/asaduke/vege_diagnosis/case_06/
看護師・保健師 小瀬文彰
■2019年に薬剤師と共にセルフケア薬局創業し、COOに就任。新たな医療を創造し、より健康な社会の実現していきます。