コラム

【薬剤師が解説!!】アレグラとアレロックの違いを薬剤師が解説します!

「アレグラとアレロックは何が違うんだろう?」

花粉症や蕁麻疹、アレルギー性鼻炎で病院を受診した時、アレロックまたはアレグラを処方されたことのある方は多いのではないでしょうか?

この2つのお薬は、抗ヒスタミン剤(抗アレルギー剤)と呼ばれ、頻繁に処方されるお薬です。

今回のブログでは、このアレロックとアレグラの二つのお薬について、違いを解説していきます!

1 アレグラとアレロックの違いは?

アレグラとアレロックは抗ヒスタミン剤の中でも。第二世代抗ヒスタミン剤に部類されています。

もちろん、第一世代も存在します。

第二世代は第一世代を改良し作られました。

この他にも違いがあるので、「発売時期・成分・強さ・速効性・効能効果・用法用量」に分けて説明していきたいと思います。

1-1 発売時期

それぞれの発売時期については、以下の通りです。

・アレグラ→2000年

・アレロック→2001年

アレロックの方が少しだけ新しいお薬となっています。

今から約20年前に発売されたということですね。

しかし、研究〜試験までは数年を要するため、もう少し前から薬の存在は研究者の間では認知されていたことになります。

1-2 成分

もちろん、違いの薬は全く異なるものですので、成分自体も異なります。

・アレグラ→有効成分;フェキソフェナジン塩酸塩

・アレロック→有効成分;オロパタジン塩酸塩

ジェネリック医薬品では、有効成分の名前を商品名にすることが多いので、目にしたことがあるでしょう。

この有効成分が効果を発揮し、くしゃみ・鼻水を止めたり、痒みを抑えたりします。

ちなみに、他の抗ヒスタミン剤にジルテックというお薬があるのですが、この有効成分を改良して、ザイザルという薬が作られました。

ちょっと珍しいですし、不思議ですよね。

こうして日々薬は発見されているわけです。

1-3 強さ

強さ・効き目に関しては個人差があり、「この薬が1番強い!」と断言することができないのが現状です。

例えば、花粉症でアレグラが顕著に効果を示す人もあれば、アレロックの方が良い。と言った感じです。

ただ、現場の肌感覚としては、アレロックの方が効くとの声をよく耳にします。

(※ただし、完全に個人差があるのでご了承ください)

1-4 速効性

速効性については、最高血中濃度到達時間の比較をします。

つまり、血中の中で有効成分が最高値に達するまでの時間です。

おおよその値ですが、以下の通りです。

・アレグラの最高血中濃度到達時間→2時間

・アレロックの最高血中濃度到達時間→1時間

アレロックの方が服用後、速く効きやすいことがわかりますね。

もちろん、これに関しても個体差があることをお忘れなく。

1-5 効能効果

両剤は、同じ抗ヒスタミン剤に属しますが、若干、適用範囲が異なります。

アレグラもアレロックも共通して、以下の効能効果を示します。

「アレルギー性鼻炎 、蕁麻疹 、皮膚疾患に伴う瘙痒(湿 疹・皮膚炎、痒疹、皮膚瘙痒症、尋常性乾癬、多形滲 出性紅斑)

しかし、アレロックはこれらに加えて、「尋常性乾癬、多形滲 出性紅斑も適用

」にも適用があるのも違いの一つです。

2 アレグラとアレロック、どちらが眠くなりやすいか?

次に、皆様が気になるであろう、眠気の比較についてです。

眠気の副作用の頻度に関する研究結果は以下の通り。

【アレグラ】

成人;0.5%

小児;0.18%

【アレロック】

成人;7%

小児;3.4%

一目瞭然だと思いますが、アレロックの方が眠気の起きる頻度が高いことがわかります。

アレグラは1%未満です。

ちなみに補足ですが、眠気が起きやすいからと言って効果が強いとは限りません。

眠気と効果の間に相関的な関係はない。というのがここ数年の研究結果です。

また、眠気についても個人差があり、眠気が起こりやすいアレロックでも全然平気な方もいます。

3 アレグラとアレロックは市販で購入することができるのか?

アレグラはCMでもお馴染みの人気商品として認知されています。

しかし、アレロックはまだ市販で購入することはできないのが現状です。

アレグラも一昔前は、医療機関でしか取り扱うことができませんでした。

アレロックもそのうちOTCとして誕生する可能性はあります。

待ち遠しいものです。

4 零売薬局をご存知ですか?

ここで、一つ。

「零売薬局(れいばいやっきょく)」という言葉を耳にしたことがありますか?

このサイトを運営しているセルフケア薬局も、実は零売薬局の一つなのです。

「普通の薬局とどう違うの?」と思われる方がほとんどだと思うので、簡単に説明させてください。

零売薬局とは、零売制度というものを利用して医薬品を販売する薬局を指します。

零売制度とは、止むを得ず病院を受診できない方に対して薬剤師の指導の下、医薬品を必要最小量販売することのできる制度です。

どのような医薬品なのか?についてですが、医療用医薬品は処方箋医薬品と非処方箋医薬品に分けられます。

零売薬局では、後者の非処方箋医薬品を販売することが可能となります。

全国どこにでもあるわけではなく、都内でも数店舗ほど。

しかし、零売薬局は医療費削減等にも貢献できるため、今後はさらに店舗拡大されるでしょう。

是非、お近くにあるか検索してみてください。

5 まとめ

さてさて、いかがでしたか?

アレグラとアレロックの違いを説明させていただきました。

既に知っている方もいれば、そうでない方もいるでしょう。

意外と、眠気の強さ=効果の強さ と認識している方が多いように見受けられます。

実際には相関性はないのです。

今後もお役立ち情報を発信していきますので、お楽しみください。

病院のお薬を10錠200円〜5分程度でご購入頂けます。
当サイトに記載しているお薬は一部ですので、必要なお薬がありましたらお気軽にお問い合わせください。
※店舗によって在庫や取り扱いが異なりますので、予めご了承ください。 また制度上、郵送販売(通販)は行えません。