黄連解毒湯は市販されているの？どんな症状に効くの？

こんにちは！処方箋なしで病院の薬が買えるセルフケア薬局です。

「口内炎、皮膚炎が辛い」「体が急にほてる」「更年期のイライラや気だるさがつらい」といった症状のとき黄連解毒湯（オウレンゲドクトウ）が処方されます。

病院に行きたくても行けない時、黄連解毒湯を購入したいと思いますよね。

今回は黄連解毒湯の効果効能と、黄連解毒湯を病院に行かずに購入できるセルフケア薬局についてご紹介します。

この記事では、以下を知ることができます。

黄連解毒湯の特徴

体を冷やして熱をとり、炎症を鎮める働きがあるため、口内炎や皮膚炎の緩和に用いられます。
また、更年期の不安やイライラ、のぼせ感にも用います。
高血圧に随伴する不眠症、神経症の緩和にも利用されます。

熱を冷ましながら体内の水の流れをよくする作用があるとされ、胃の不快感や膨満感、下痢などの改善や解毒作用が期待できる「黄芩（オウゴン）」、不安や動悸の緩和にも作用する「黄連（オウレン）」のほか、「山梔子（サンシシ）」、「黄柏（オウバク）」が配合されています。

不調を漢方で治したいと考えている方は、黄連解毒湯に似た効能を持つ漢方も合わせてチェックしてみてくださいね。

黄連解毒湯の効果

イライラ、赤ら顔、のぼせ、胃酸過多、鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔い、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎、血の道症（月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの乱れにより起こる不快な症状）などに効果があると言われています。

具体的には以下のような人が使用しています。ただし、比較的体力のある人向けです。

黄連解毒湯は「血熱」の人向け

漢方医学では「気・血・水」が体内のバランスを維持していると考えられ、この3つのバランスが崩れると不調が現れるとされています。

黄連解毒湯は、「血熱」の向けの漢方薬です。

血熱は、漢字の通り、血に熱がこもった状態です。

自分が血熱の特徴に当てはまっているかチェックしてみましょう。

黄連解毒湯の副作用

頻度は少ないものの、胃の不快感、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、発疹、痒みなどが報告されています。

重度の副作用として、空咳や息苦しさのある間質性肺炎、だるさや黄疸等の肝臓機能障害、長期の服用では便秘や下痢を繰り返す腸間膜静脈硬化症などがあります。

黄連解毒湯は、漢方でいう体力の充実している「実証」向けの方剤です。
体の弱いタイプの人が服用すると、副作用が起こる可能性もあります。

ご自身のタイプを知ってから服用したい方は、病院を受診するか薬局での相談をおすすめします。

黄連解毒湯を購入する方法

黄連解毒湯はドラッグストアなどでも購入可能な漢方薬です。

ただし、医療用と比べて成分量に違いがあるため、病院での処方薬と全く同じものではありません。
同じ効果を示すとは言い切れませんので、注意しておきましょう。

医薬用の黄連解毒湯は零売薬局で購入できる

今まで病院でもらっていたものと同様のものを服用したい方もいるのではないでしょうか。

零売薬局でなら、処方箋なしでも医療用の漢方薬やその他の薬を購入することが可能です。

零売薬局では、医療機関などで使用される医薬品約7,300種類を、薬剤師のカウンセリングのもと購入することができます。

保険適応外にはなりますが、医療機関での診察費等はかからないこと、受診に比べてスムーズにお薬の受け取りが可能です。

零売薬局チェーンのセルフケア薬局でも取り扱いがあるので、お気軽にご相談ください。
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注意！気になる症状がある場合や、症状が改善しない場合、または症状が悪化した場合など、自己判断をするのではなく、速やかに医療機関を受診しましょう。

まとめ

ほてりやイライラ、不安へのストレスには、体に溜まった熱を冷ましてくれる黄連解毒湯の出番です。

薬剤師に相談の上、検討してみてはいかがでしょうか。

監修：
薬剤師　服部雄太

■薬学部卒業後、医療機器MR・調剤薬局での薬剤師経験を経て、現在調剤薬局を複数店舗展開中。
■処方箋なしで病院の薬が買える薬局を通して、受診ができない方々の健康支援を目指しています。