コラム

ウレパールは市販で買うことができるの?

「最近、乾燥が酷い!」

「皮膚科でウレパールを処方してもらったことがあるけど、市販で買えないのかな?」

このような疑問、お悩みありませんか?

寒い季節は乾燥との戦いですよね。

体質・肌質によっては、季節問わず乾燥に悩まれる方もいらっしゃると思います。

”保湿剤”1つとっても数多くの種類があります。

ドラッグストアには、「ビタミン配合、尿素配合、セラミド配合・・・」などのい色んな種類のものが置かれています。

どれを選んだら良いのかわかりませんよね!

今回は、保湿剤の1つであるウレパールについて解説していきたいと思います。

1 ウレパールは市販で買えるのか?

皮膚科を受診した際に、「ウレパール」と書かれたお薬を処方されたことありませんか?

乾燥でよく受診する方はご存知かと思われます。

保湿剤の中では割とメジャーなウレパールですが、市販で買うことができるのでしょうか?

1-2  ウレパールは市販で買うことができます

実は、市販でも買うことはできます。

どこのドラッグストアでも取り扱っていると思われます。

そのくらいメジャーなものです。

医療用のウレパールと比較しても、同じ有効成分(尿素)が同じ量入っています。

また、市販の方には有効成分に加えて以下の成分も配合されています。

・ジフェンヒドラミン塩酸塩(痒みを抑える成分)

・dーカンフル(局所刺激、血行の改善、消炎、鎮痛、鎮痒)

・リドカイン(局所麻酔→痛み・痒みを和らげる)

・トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)

皮膚は乾燥すると痒みも生じてくるので、痒みを抑える目的で数種類の成分が一緒に配合されています。

2  ウレパールの特徴

ウレパールの有効成分は、”尿素”と呼ばれるものです。

”尿素”と効くと保湿のイメージが全然湧いてこないですよね(笑)

しかし、これがまた優れた効果を発揮するんです。

尿素の特徴的な効果は、「角質の水分保持増加作用。角質溶解作用(肥厚している角質層を菲薄化させる、柔らかくさせる)」となります。

つまり、水分が逃げるのを防ぎ、固くなった皮膚を柔らかくしてくれます。

角質溶解作用は意外だと思います。

乾燥以外にも効果があるのは嬉しいですよね。

2-2  効能効果

アトピー皮膚、進行性指掌角皮症(主婦湿疹の乾燥型)、老人性乾皮症、掌蹠角化症、足蹠部皸裂性皮膚炎、毛孔性苔癬、 魚鱗癬

※医療用ウレパールの場合の効能効果です。

市販にはアトピー皮膚や毛孔性苔癬、 魚鱗癬などの適応は記載されていません。

2-3  用法用量

1日2~3回、患部を清浄にしたのち塗布し、よくすり込む。 なお、症状により適宜増減する。

※※医療用ウレパールの場合の用法用量ですが、市販は「数回」との記載があります。

2-4  副作用

主な副作用として、疼痛、熱感、潮紅、そう痒感、湿疹化、亀裂、過敏症状などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

医療用ウレパールの添付文書には、5%以上又は 頻度不明で疼痛、熱感等があらわれたとの報告があります。

2-5  使用上の注意

皮膚に炎症や傷がある。皮膚刺激に対して過敏になっている場合には注意が必要です。

傷口があると刺激感が増す可能性があります。

3  市販のウレパールと他の保湿剤の違いは? 

保湿剤は数種類あると書きました。

美容液が配合されている保湿剤も含めると書ききれないので、ウレパールの他の基本的な2種類を解説したいと思います。

1.ヘパリン類似物質

”ヒルドイド”と呼ばれる保湿剤を耳にしたことがありませんか?

皮膚科領域では有名で、今では消費者の中でもだいぶ認知されたお薬です。

そのヒルドイドの有効成分が”ヘパリン類似物質”となります。

ちなみに、ジェネリック医薬品では”ヘパリン類似物質”が商品名です。

効果としては、以下の3つです。

・血行促進

・抗炎症作用

・皮膚角層の水分含有量を増加させ、水分の保持能を高める(モイスチャー効果)

また、吸収されやすいのも特徴です。

本来は治療目的で使用されていましたが、近年では美容として使用する人もいます。(この辺はよく議論されており、難しい問題です。)

2.ワセリン

ワセリンも知っている人は多いのではないでしょうか?

石油からできており、一般的な保湿剤より不純物が少なく低刺激で肌に優しいです。

皮膚に膜を張ることで水分の蒸発を防ぎます。(エモリエント効果)

ヘパリンは皮膚に水分を与えるのに対し、ワセリンはフタをして水分が逃げるのを抑えるイメージです。

リップクリームにも使用されていることがあります。

そのくらい不純物が取り除かれているので安心して使用できますね。

これらに対し、ウレパールは上記にもあるように、「角質水分保持増加作用や角質溶解作用」があります。

どれも若干似たような作用と思われがちですが、厳密には違います。

ですので、ウレパールが肌に合うと感じる方もいれは、ヘパリンの方が良いと感じる方もいます。

4  まとめ

さて、いかがでしたか?

いざ、ドラッグストア等で保湿剤を選ぼうとした時、迷ってしまいますよね。

しっかりと自分の患部の状態や薬の知識があれば、最適なお薬の選択ができるので、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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