「ヨクイニンって市販で買えるのかな?」
「最近イボができて、治したい」
「肌荒れを治したい」
みなさん、このようなお悩みありませんか?
歳を重ねると出来やすくなるイボ・・・
1日、2日で治るものではないので、ちょっと厄介ですよね。
そんな時に使用できる薬を市販で購入できたら便利です。
今回は、イボ・肌荒れに使用される薏苡仁(ヨクイニン)について解説していきたいと思います。
さて、本題に入っていきたいと思います。
この記事を読んでくださっている方の中に、以前、病院などで処方箋を通してヨクイニンをもらったことのある方がいるでしょう。
仕事が忙しかったり、曜日的に通院できない時ありますよね。
そんな時、昼休みや仕事終わりにササっと買いに行けたらかなり便利だと思います
実は、市販で購入することができます。
医療用のヨクイニンと全く同じものではありませんが、漢方で有名なクラシエを始めとする色んなメーカーが販売しています。
ドラッグストア等で購入できます。(ただし、どの店舗も在庫があるわけではないので、事前に電話確認することをおすすめします。)
ヨクイニンとは、どんなものなのでしょうか?
少し詳しく解説したいと思います。
そもそもヨクイニンとは、ハトムギの皮を除いた種子の部分を指します。
ハトムギ自体はとても栄養価が高いものなので、その種子となると同等の栄養価が期待されます。
効果としましては、消炎作用や体内の水分バランスを整え(水分代謝を促進)、老廃物を排泄しやすくしたり、肌のターンオーバーを活性化させる(=肌を整える)作用があります。
年齢を重ねると、どうしても代謝・ターンオーバーは低下するのでイボや肌が荒れやすくなり、そこでヨクイニンが大活躍するというわけです。
特にウイルス性のイボに対しては、ヨクイニンは免疫細胞を活性化させ、ウイルスを排除する働きを強めるという説もあります。
また、ヨクイニンは若年者ほど治療効果が高いと言われています。
基本的に、生薬は効果が出るまで少し時間がかかることが多いので、根気強く服用することも需要です。
青年性平疣贅、尋常性疣贅
主な副作用として、発疹、発赤、かゆみ、不眠、発汗過多、頻脈、どうき、体がだるい、興奮する、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、排尿障害などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
特に、胃部不快感の頻度がよくみられます。
また、妊婦・妊娠の疑いのある方は服用前に、医師または薬剤師に相談してください。
上記で示した、老廃物促進効果や肌のターンオーバー活性化効果は美容領域で注目されています。
”ターンオーバー”という言葉は美容において代名詞と言っていいほどですので、ヨクイニンは大活躍です。
ターンオーバーは肌の基本であり、活性化することで肌に栄養が届きやすくなったり皮膚が生まれやすくなります。
美容は肌の外部(外部)からケアしがちですが、肌を構成するのは身体の内側の細胞なので、内側からのケアはとても重要になります。
そこでヨクイニン(内服)は内側ケアとして、注目されています。
外部ケアとしても、洗顔・化粧水などのスキンケア商品によくハトムギが入っていますよね。
そのくらいハトムギ(=ヨクイニン)は肌と密接な関係があります。
皆さんは、病院・薬局で処方箋を通してもらうお薬が買える薬局があるのをご存知ですか?
「え?そんな薬局あるの!?」
と思われる方がほとんどでしょう。
実はあるんです。
それは、零売薬局(れいばいやっきょく)と呼ばれる薬局です。
零売薬局は零売制度という制度を利用した薬局なので、「零売薬局」と呼ばれています。
ここでまた聞き慣れない言葉が出てきましたね。
「零売制度」とは、止むを得ず病院を受診できない場合に、お薬が購入できる制度になります。
その際、薬剤師と対面での購入や、必要最小限の量という決まりがあります。
薬局・病院で取り扱われているお薬(処方箋に書かれたお薬)は、医療用医薬品と呼ばれ、処方箋医薬品と非処方箋医薬品に分けられます。l
つまり、「医療用医薬品=処方箋医薬品+非処方箋医薬品」と表すことができますね。
そして零売制度では、非処方箋医薬品のみを販売できます。
非処方箋医薬品は約7000種類あると言われていて、医療用医薬品のおよそ半分に該当します。
どのお薬が非処方箋医薬品に該当するかは、零売薬局の薬剤師等にご確認くださいませ。
ちなみに、セルフケア薬局は日本初の零売薬局チェーンになります!
そうなんです。
便利な零売薬局ですが、全国各地にあるわけではないのが現状。
零売制度自体は昔から存在しているものでして、医療費削減や予防医療に貢献できると言われ、最近注目されています。
今後はもっと全国各地に店舗が増えていくと予想されます。
ぜひ、お住まいのエリアに零売薬局があるか調べてみてください。
さて、いかがでしたか?
一般的にヨクイニンは、「イボに効く薬」と認知されている方が多いですが、美容業界でも注目されています。
生薬ですし、オーガニックなので皆さんお買い求めやすいですよね。
ぜひ、ドラッグストアなどでハトムギ・ヨクイニン 配合商品を見かけたら手にとってみてください。