薬局で保険証は必要?保険証を忘れるとどうなる?

2022.10.03

「薬局では保険証は必要なのだろうか…?」
保険証は自分が健康保険に入っている証明でもあり、保険証を病院で提示することで、医療費の支払いが3割負担などになります。また、保険証は処方箋薬を受け取る時にも必要です。

今回の記事では、薬局で保険証が必要な理由と、保険証を忘れた場合はどうなるのかについて解説していきます。

Contents

保険証の役割とは?

保険証は、本人が健康保険組合または国民健康保険に加入しているという証明書として交付されます。医療費の自己負担額は患者の年齢などによって変わりますが、この保険証を提示することで、患者は一部負担の支払いでさまざまな医療サービスが受けられるようになっています。

また、保険証には身分証明書としての役割もあるため、住所欄以外の部分を勝手に変更したり、他人に貸したりしてはいけません。万が一保険証を紛失してしまった場合には、すぐに加入している健康保険組合か国民健康保険の窓口に連絡し、再発行してもらいましょう。

薬局でも保険証が必要な理由とは?

薬局で処方箋薬を受け取る時には、保険証の提示を求められます。なぜなら、処方箋薬の費用のうち、患者の自己負担額以上のお金は、健康保険でまかなわれているためです。処方箋には患者の保険証情報が記載されていますが、入力ミス・保険証の期限切れ事例も多く、医療機関と薬局の両方で患者の保険証の情報を確認することが求められているのです。

患者は健康保険法施行規則にて「当該保険薬局などから被保険者証の提示を求められた時には、当該処方箋及び被保険者証を提示しなければいけない」と定められています。そのため、薬局から求められた場合は、患者は保険証を提示する義務があるのです。

保険証を忘れた場合

保険証を忘れてしまった時には、一度処方箋薬に必要な費用の全額を自費で支払うことになります。その後、保険証と領収書を持って薬局に行けば、保険利用の金額での精算が可能でしょう。

ただし、健康保険の給付を受ける権利は2年間で消滅してしまうため、2年以上前に遡っての精算はできません。スムーズに精算を行うためにも、可能な限り早く保険証を持って薬局に行ってください。

マイナンバーカードが健康保険証として使えるようになる

2022年7月現在、マイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになってきており、全国の医療機関や薬局で対応できるよう、システム整備が進められています。マイナンバーカードの保険証利用には、次のようなメリットが得られます。

・顔認証付きのカードリーダー設置窓口では、顔認証又は暗証入力のみで保険証の確認が可能
・本人の同意のもと、初めての医療機関でも薬剤情報を共有できる
・医療保険の請求誤りが減少する
・転職や引っ越しをしても、マイナンバーカードを保険証としてずっと使える

マイナンバーカードは医療機関の窓口に預ける必要がないため、受け取り忘れなどのトラブ
ルも防げるでしょう。また、マイナンバーカードが保険証の役割を果たすようになっても、今まで通り保険証を使った医療機関受診も可能です。

まとめ:薬局で保険証は必要?保険証を忘れるとどうなる?

いかがでしたか?薬局では保険証を提示する必要があり、保険証がない場合には一度全額を払ってから、処方箋薬を受け取らなくてはいけないということでした。処方箋には保険証についての情報が記載されているものの、保険を適用させるために、薬局での確認が必要なのです。

マイナンバーカードを保険証として活用する場合、マイナンバーカードを保険証としてずっと使えるなどのメリットがありますので、利用を検討されても良いでしょう。