歯の痛みに波があるのはなぜ?歯痛の原因や症状等も紹介!

歯の痛みにはパターンがあります。痛みを感じない時間もあるため、良くなったのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、歯の痛みを放置すると虫歯などを悪化させる恐れがあります。

今回の記事では、歯の痛みに波がある理由と、歯の痛みの原因や症状などについて説明しましょう。歯の痛みに悩んでいるのなら、ぜひ参考にしてください。

Contents

歯の痛みに波があるのはなぜか?

歯の痛みを感じやすいタイミングとして、夜・朝起きた時・食後があります。ここでは、それぞれのタイミングでなぜ歯が痛くなるのかを紹介していきます。

夜に歯が痛む理由

夜に歯が痛むのは、下記が理由として考えられます。
・横になることで頭に血が行き、頭の血圧が上がる
・副交感神経が優位になり血流が増えて神経が圧迫される
・お風呂に入る・リラックスすることで血管が拡張して血の量が増える

朝起きた時に歯が痛む理由

朝起きた時に歯が痛む理由には、眠っている間に歯ぎしり・食いしばりをしている可能性が考えられます。歯ぎしりや食いしばりは、普通の食事で歯を使うよりもずっと強い力が歯と顎に加わります。歯ぎしりや食いしばりのせいで、歯にヒビが入ってしまうこともあるのです。歯ぎしりや食いしばりがある方は、マウスピースを使った治療に取り組むと良いでしょう。

食後に歯が痛む理由

食後に歯が痛む理由は2つあります。
・甘いものを食べたために虫歯が痛む
・食後30分程度で虫歯菌が活発になって虫歯が痛む
食後の歯の痛みは、虫歯に起因する可能性が高いということです。

歯の組織について

歯はエナメル質・象牙質・セメント質・歯髄でできています。ここではそれぞれの組織について説明していきます。

エナメル質

歯の一番外側にあるエナメル質は、白く非常に硬いだけでなく神経がないことから、痛みを感じません。

象牙質

エナメル質を支える象牙質は、エナメル質よりも柔らかくて傷つきやすいという特徴があります。文字通り象牙色をしており弾力があるので、エナメル質が折れるのを防いでいます。

セメント質

セメント質は骨と似た組織であり、歯根膜の中に入り込んで歯をあごの骨に吊るしています。

歯髄

歯髄は柔らかい組織で、歯の中心にあります。悪化した虫歯の神経を取る治療では、この歯髄が取り除かれます。歯髄の失われた歯は痛みを感じなくなりますが、歯自体の強度が下がります。

歯根膜

歯根膜は、歯と歯槽骨をつなぐクッションのような組織です。歯で何か硬いものを噛んでも、歯根膜の働きによって歯や歯茎の負担を減らすことができます。

歯の痛みの原因

歯の痛みと言うと多くの方は「虫歯」を思い浮かべると思います。ここでは歯の痛みの原因として考えられるものを紹介していきます。

虫歯

虫歯は、口の中の細菌が出す酸によって歯が溶かされることを指しています。その原因はミュータンス菌であり、放置するとどんどん歯が溶けてしまうでしょう。虫歯が進行してエナメル質が溶け、象牙質が剥き出しになると、歯が染みるようになります。さらに歯髄まで虫歯が進行した時には、強い痛みに襲われるでしょう。

最悪の場合、歯の根っこまで細菌が辿り着きます。ここまでくると痛みを感じる神経も溶けてしまい、一旦痛みを感じなくなりますが、歯根部分に膿が溜まることで再度強い痛みが出てきます。

知覚過敏

虫歯と間違えられやすい歯のトラブルとして、知覚過敏があります。知覚過敏になるとエナメル質が傷ついて象牙質が剥き出しになり、痛みが現れるのです。虫歯に比べて叩いても歯が痛まない・比較的歯がしみる時間が短いという特徴があります。

歯周病

歯を支える歯茎にトラブルが発生した状態です。歯茎のみに炎症が起こっている状態を歯肉炎・より炎症が進行して歯槽骨に及ぶ時には歯周炎と呼ばれます。

歯周病は、歯に付着したプラークの中の細菌によって引き起こされます。プラークを放置することで、歯と歯茎の間に歯周ポケットという隙間ができて、ゆっくりと歯周組織を破壊していくのです。最終的には、歯が抜け落ちてしまう恐れもあるでしょう。

親知らず

大人になってから生えることが多い歯である親知らずは、歯茎に埋まるように生えているため歯磨きがしにくく、虫歯になりやすい・炎症しやすい歯であると言えます。親知らずの向きが悪い・虫歯になってしまった時には、抜いてしまった方が良いでしょう。