胃腸炎は何日で治る?いつ治るのか不安の方へ

「感染性胃腸炎が疑われるが、一体何日程で治るのだろうか…」
「胃腸炎で下痢と嘔吐を繰り返して辛い…いつ治るのか不安…」
感染性胃腸炎は、激しい下痢と嘔吐を繰り返す病気であり度々トイレに行かなくてはならず、症状があらわれれば早く治って欲しい…と願う人は多いでしょう。

そこで今回は、「感染性胃腸炎は何日程で治るのか?」という点をテーマにお届けしていきますので、いつ治るのか不安な方はぜひご覧ください。

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感染性胃腸炎は何日で治る?

感染性胃腸炎は何日で治るのか?という点ですが、感染性胃腸炎と一口に言っても原因ウイルスはいくつもありますので、その病原体によって細かくは変わってきます。ただし、症状が出ている期間はウイルス性胃腸炎の場合、1週間程度と言われています。

ノロウイルスの場合症状は何日続く?

ノロウイルスは、下痢や嘔吐が突然に、そして強く起こるのが特徴のウイルスであり、発熱や腹部膨満感もあらわれます。ノロウイルスの場合、下痢や嘔吐の症状は通常1~3日で緩和します。ただし、便が柔らかい状態は1週間程度続くことがありますし、症状がなくなってからもノロウイルスの菌が1週間~1か月程度排泄されます。

時々ノロウイルスの大規模な集団発生が起こることがありますが、それはノロウイルスの感染力が非常に強いためです。ですので、胃腸炎の原因がノロウイルスである場合には、人にうつさないように注意することが大切です。保育園などの学校で起こる場合もありますが、特に子供は重篤化する場合があります。また、高齢者も同様に重篤化するおそれがあることを知っておきましょう。

ロタウイルスの場合症状は何日続く?

ロタウイルスは、激しい嘔吐や下痢、高熱が特徴のウイルスであり、便が白くなることもあります。症状は何日続くのかという点については、通常2日~7日程度で治まります。ロタウイルスは5歳までの子供のほとんどが感染するといわれ、予防接種も実施されます。

大人の場合には、これまでに何度も感染していますので、症状が軽症で済むことが多くあります。初めての感染では症状が強く出る傾向がありますので、子供が初めて感染し症状があらわれた場合には、注意深く観察することが大切です。

アデノウイルスの場合症状は何日続く?

アデノウイルスによる胃腸炎では腹痛や下痢が目立ち、下痢症状は1週間程度かそれ以上続きます。アデノウイルスによる胃腸炎は、他のウイルス性胃腸炎と比較して、下痢の期間が長いとされています。アデノウイルスはアルコールや石鹼が効きにくいとされていますが、次亜塩素ナトリウムによる消毒は効果的です。

カンピロバクターの場合症状は何日続く?

カンピロバクターは、世界の胃腸炎の中で最も多い原因菌とされ、発展途上国では特に2歳未満の感染が多くみられます。カンピロバクターによる症状は、腹痛・下痢・発熱・頭痛・嘔吐・悪心であり、症状は3日~6日程度続きます。感染経路は一般的に食べ物からであり、加熱が十分ではない肉、食肉製品、生乳などが原因となります。

参照:厚生労働省検疫所FORTH「カンピロバクターについて」
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/12271029.html

サルモネラ属の場合症状は何日続く?

サルモネラの症状は、腹痛・下痢・発熱、ときに嘔吐があらわれ、症状は2日~7日程度続きます。症状は比較的軽いため、治療せずに自然回復することがほとんどです。しかし、幼少期の子供や高齢者では、サルモネラ症によって引き起こされる脱水が重度となって、命を脅かすこともあります。

参照:厚生労働省検疫所FORTH「サルモネラ症」
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2018/03081314.html

感染性胃腸炎の潜伏期間は何日?

感染性胃腸炎の潜伏期間は、何が原因するかによって下記のように異なります。
ノロウイルスの潜伏期間は(感染から発症までの期間)は1日~2日程度となっており、短い期間で発症します。
ロタウイルスの潜伏期間は1日~3日程度となっています。
アデノウイルスの潜伏期間は3日~10日程度で、症状が出る2日前程から感染力を持ちます。
カンピロバクターの潜伏期間は、細菌に感染してから2日~5日程度となっていますが、10日程発症まで時間がかかることもあります。
サルモネラの潜伏期間は、6時間~72時間程度となっています。

感染性胃腸炎はいつまでうつる?

感染性胃腸炎の原因となるウイルスにより細かく異なりますが、下痢や嘔吐の症状がなくなってからも数日は体から排出され、時には1か月程度排出されて人にうつる可能性があります。

症状消失後いつまで感染対策が必要か?

前項で下痢や嘔吐の症状がなくなってからも数日~1か月程度排出されるとお伝えしたとおり、2次感染対策としてその間注意が必要です。手洗いをおこない、食品を取り扱う場合は使い捨ての手袋を使うなどして感染対策をおこないましょう。

病状が長引いてしまう原因とは?

胃腸炎になり症状があらわれている間は、行動せず安静と脱水予防が大切です。症状があったとしても必要以上の下痢止めを使用してしまうと、ウイルスが排泄されずに病状が長引いてしまうことがあるため、注意しましょう。

嘔吐がひどく水分を摂取できない場合は、点滴療法が必要となりますので、なるべく早く医療機関に行くことです。特に高齢者や乳幼児では脱水症状が重たくなってしまう可能性があることを、十分認識しなければなりません。

まとめ:胃腸炎は何日で治る?いつ治るのか不安の方へ

いかがでしたか?今回の内容としては、
・感染性胃腸炎はその病原体によって症状のあらわれる期間が異なる
・ウイルス性胃腸炎の場合、症状が出ている期間は1週間程度とされている
・アデノウイルスの潜伏期間は3日~10日程度と長くノロウイルスの潜伏期間は1日~2日程度と短い
・下痢や嘔吐の症状がなくなってからも数日は体から排出され、時には1か月程度排出されることがある
以上の点が重要なポイントでした。感染性胃腸炎の場合、1週間程度で症状が治りますが、症状が治まった後も原因となるウイルスや細菌等の排出に注意して過ごしましょう。

処方箋なしで病院の薬が買える零売薬局利用の注意について

零売薬局では、病院に行かなくても病院で処方される一部の薬を買うことができます。しかし、薬の販売は受診ができないなどやむをえない場合に限り、そして使用する本人が薬局窓口に行く必要があります。(代理販売不可)また、症状が改善されなかったり副作用がみられたりすれば、速やかに受診する必要があります。