便秘解消にウォッシュレットを使っても問題ない?

「便秘解消にウォシュレットを使っても問題ないのだろうか…?」
便秘に悩んでいる方の中には、トイレのウォシュレット機能を使って肛門を刺激し、便意を促している方がいます。しかし、この行動にリスクはないのでしょうか?今回はトイレのウォシュレットを使って、便秘を改善させることの問題点について解説していきます。普段から便秘改善にウォシュレットを利用しているという方はぜひ参考にしてください。

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便秘改善とウォシュレットについて

赤ちゃんが便秘の時には、綿棒を使って赤ちゃんの肛門を刺激し、排便を促します。大人も同じようにウォシュレットで肛門を刺激すると、排便が促される場合があり、便秘の改善方法としてウォシュレットを利用している方もいます。しかし、この使い方には多くのリスクが存在することを知っておくべきでしょう。

ウォシュレットは本来汚れを洗い流すためにあるもの

ウォシュレットは局部に付着した汚れを洗い流すためにあります。お尻洗浄機能は排便後の局部周辺を、ビデ洗浄では生理時などの局部周辺に付着した汚れを洗い流す目的で作られているのです。

そのため、ウォシュレットの製造元でも「長時間の洗い過ぎに注意してください」「局部内を洗わないでください」「習慣的に便意を促すために使用しないでください」「洗浄しながら故意に排便をしないでください」などの注意喚起が行われています。つまりウォシュレットを便秘の解消に使うことは、推奨されていないのです。

ウォシュレットで便意を促すことのリスクとは?

ウォシュレットで便意を促す行動を続けることで、起こり得る問題は次の通りです。リスクを十分理解し、便秘解消の目的でウォシュレットを使用するのは止めるべきでしょう。

ウォシュレットで刺激をしないと排便できなくなる

毎回排便時にウォシュレットで刺激をするような行動が続くと、ウォシュレットがなくては排便できない癖がついてしまいます。また、その刺激に慣れることで、どんどん水圧を上げるなどの行為につながる恐れもあるでしょう。

ウォシュレットの水が直腸まで入ってしまう

肛門の奥までウォシュレットの水が入るような洗い方をしていると、直腸を保護している粘膜まで洗い流されてしまいます。その結果、細菌が肛門から侵入しやすくなり、大腸炎や直腸炎などの肛門系疾患に罹りやすくなるのです。

そもそもお尻の洗い過ぎは良くない

ウォシュレットによって肛門を洗い過ぎる行為は、お尻のトラブルを招きます。お尻を洗い過ぎることで、本来皮膚のバリア機能である皮膚膜が失われてしまうのです。その結果、有害な物質が体内に入り込みやすくなる、バイ菌が増殖しやすくなるなどのトラブルを引き起こします。

ウォシュレット以外の方法で便秘を改善しよう

便秘の改善方法には、食物繊維を積極的に食べる、水分を意識的に飲むようにする、適度な運動を行うなどの方法があります。これらの方法であれば、ウォシュレットを使うよりも、安全かつ健康的に便秘の解消が期待できるでしょう。

まとめ:便秘解消にウォシュレットを使っても問題ない?

いかがでしたか?便秘解消にウォシュレットを多用する行為には
・ウォシュレットがないと排便ができなくなる
・ウォシュレットの水が肛門の中に入り込んで肛門系疾患につながる
などのリスクが潜んでいるということでした。便秘を解消したいと考えての行動だとしても、ウォシュレットで便意を促すような行動は避けるべきでしょう。

セルフケアに零売薬局を利用するという選択肢

セルフケアの中には、零売薬局を利用して病院の薬(医療用医薬品)を服用するという選択肢があります。医療用医薬品は処方箋を発行してもらってから受け取るのが基本ですが、病院に行く時間がないなどのやむを得ない事情がある場合に、零売薬局で必要最低限の量が直接購入できます。