ロキソプロフェン(ロキソニン)は長期服用しても大丈夫?

「ロキソニンは長期間服用しても問題ないのだろうか…?」
発熱や痛みが辛い時に、ロキソプロフェン(ロキソニン)を服用して症状を緩和するという行為が習慣化している人は少なくありません。しかし、その状態が長期間続くことに問題はないのでしょうか?気軽に手に入る薬だからこそ、気をつけなくてはいけない注意事項もあります。

今回はロキソプロフェン(ロキソニン)を長期間服用する問題や、副作用をテーマにお届けしていきます。

Contents

ロキソプロフェンとは?

ロキソプロフェンの正式名称は「ロキソプロフェンナトリウム水和物」で、ロキソニンの主成分です。ロキソニンは販売名であり、医療用・市販用の両方に含有されています。

ロキソプロフェンは、1986年に医療用医薬品ロキソニンとして承認を取得して発売された成分であり、OTC医薬品のロキソニンSなどは有名です。また、ロキソプロフェンという成分名そのものが販売名となっている医薬品も存在(ロキソプロフェン錠60mg「EMEC」等)します。

ロキソプロフェンの効果について

ロキソプロフェンの効果は下記の通りです。
・解熱作用
・鎮痛作用
・抗炎症作用
ロキソプロフェンは、痛みや発熱を引き起こす物質であるプロスタグランジンが体内で作られること自体を抑えることから、解熱・鎮痛・抗炎症作用が得られます。そのため、不快な症状を緩和できるため、多くの方がロキソプロフェンを服用しているのです。似た作用のある成分には、アスピリン・イブプロフェンなどが存在します。

ロキソニンとは?

ロキソニンはロキソプロフェンを有効成分として作られていますが、市販薬のロキソニンは多くのシリーズが展開されており、ロキソプロフェン以外の成分が、有効成分として含有されている製品もあります。そのため、市販薬でロキソプロフェンを摂取したいと考えているのなら、商品名だけでなく有効成分も確認するとセルフケアの幅は広がることでしょう。

ロキソプロフェン(ロキソニン)は長期服用しても問題ない?

ロキソプロフェンは数日の連続した服用が可能ですが、長期連用は良くありません。具体的には、1ヶ月に15日以上・3ヶ月間同様の服用状況が続くと、薬物乱用頭痛が発生する恐れがあるのです。風邪の症状などで長期的にロキソプロフェンを服用する方は少ないと思いますが、頭痛持ちで薬に頼りがちな方は、注意するべきでしょう。

自分が日常的に飲んでいる薬の主成分は、確認することがセルフケアでは大切です。市販薬の添付文書には、「〇回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止して、医師や薬剤師に相談すること」と記載されていますので、用法・用量の部分を含めて、必ず添付文書を確認するようにしましょう。

ロキソプロフェン(ロキソニン)の副作用について

ロキソプロフェンに限らず、薬は必ず用法・用量を守って服用しなければならないことをお伝えしましたが、誤った服用を続けると、思わぬ副作用を招く恐れがあります。
ロキソプロフェンの副作用には次のようなものがあります。
・食欲不振
・胃の不快感や胃痛
・悪心・嘔吐
・むくみ
・蕁麻疹
・発疹
・眠気
また、ロキソプロフェンは、空腹時の服用を避ける必要があります。特に高齢の方や長期間ロキソプロフェンを服用されている方は、副作用が出やすいと言われています。その他の副作用が現れる可能性も考えられるため、ロキソプロフェン服用後に体調の変化を感じたら、医師に相談しましょう。

服用における注意点について

ロキソプロフェンが含まれた薬は薬局やドラッグストアで簡単に手に入りますが、有効成分の含有量や含まれる添加物は製品ごとに異なります。「頭痛などの症状が出たらロキソプロフェンの入ったこの商品を選ぶ…」と決めずに、症状に適した製品を選ぶために有効成分の含有量などに目を向けましょう。ドラッグストアで市販薬をする場合、不明な点があれば薬剤師の方に相談しましょう。

市販薬は軽い薬なのか?

販薬は簡単に購入できるため「効果が軽い薬」と考える方が多いようです。しかし実際には、市販用・医療用で主成分の含有量が変わらない薬も存在します。そのため、市販薬だから効果が薄いだろうと考えて、薬の用法・用量を守らずに長期服用などをしてしまうと、副作用や別の疾患の発症につながる恐れがあるのです。

また、市販薬で症状を緩和することで、本来治療が必要な疾患が長期間放置されてしまう問題も存在します。市販薬を飲んでも症状が良くならないのであれば、なるべく早く病院に行くようにしてください。

まとめ:ロキソプロフェン(ロキソニン)は長期服用しても大丈夫?

いかがでしたか?今回の内容としては、ロキソプロフェンは用法・用量を必ず守り、長期服用することは望ましくない。空腹時に服用しない、という点がポイントでした。市販薬であっても副作用や長期服用によるリスクが生じることを理解し、ロキソプロフェンを正しく服用できるようにしてください。