「最近、脱毛しているんだけど、痛い!」
「脱毛の痛みを和らげる塗り薬がほしい!」
脱毛をしている皆さんは、痛みで辛い思いをしたことありませんか?
また、中にはリアルタイムで今脱毛に通っている方がいるかもしれません。
「脱毛=痛い」という認識が広まっていますが、現在は技術の進化で痛みを軽減できる脱毛マシーンがあります。
とはいえ、まだまだ少ないのが現状。
やはり脱毛に痛さは付き物ですよね。
今回は、そんな時に使用されるキシロカインゼリー について解説したいと思います。
読者さんの中にはキシロカインゼリーを使用したことのある方がいらっしゃるかと思います。
今では個人輸入をして手に入れる方が多いですよね。
しかし、輸入するのは少し手間がかかってしまうことがあります。
市販で手に入れることができたら便利ですよね。
色々調べたところ、現在は日本国内で「キシロカインゼリー 」と同じお薬は市販で売られていません。
しかし、第二類医薬品として「キシロA軟膏」というお薬があります。
このお薬はキシロカインゼリーの有効成分である”リドカイン”という同じ成分が配合されています。
全く同じお薬ではないですが、有効成分は同じものなので痛みを和らげる点では同じと表現できます。
キシロカインゼリーを一般的なドラックストアなどで購入することはできません。しかし、病院のお薬(=医療用医薬品)を処方箋なしで買える「零売薬局」でなら、販売することは可能です。
※零売薬局とは、病院のお薬を薬剤師の接客のもと、処方箋なしで販売する「零売」という制度を用いた薬局のことです。
今回のような「キシロカインゼリー」が欲しい方は、
①基本的には皮膚科などの病院を受診し、医師の診断のもと処方箋を受け取り、一般的な調
剤薬局で購入する。
②どうしても病院で受診する時間がない方は零売薬局で購入する。
上記の購入方法がありますので、該当する方はチェックしてみてください。
キシロカインゼリーは麻酔薬の1つです。
麻酔には局所麻酔や全身麻酔など様々な種類があり、キシロカインゼリーは局所麻酔に使われるお薬です。
局所麻酔は次のような流れをたどります。
「痛覚消失 → 温度感覚消失 → 触覚消失 → 自己受容体感覚消失 → 骨格筋弛緩」
すごく難しい表現ですが、完結にまとめると、痛みの神経をブロックして痛みを感じにくくする作用。
と表現するとわかりやすいと思います。
また、キシロカインゼリーは局所麻酔の中でも表面麻酔の部類でして、表面麻酔は歯科クリニックでも使われることがあります。
使用用途が広いとは思いますが、薬の一種ですので成分に対するアレルギー反応が起こる人も中います。
キシロカインゼリーの副作用、使用上の注意の2つに分けて説明します。
副作用はほとんどありません。
上にも書きましたように、薬の成分に対するアレルギー反応が稀に起こる人がいます。
その場合は、早急に医師の診察を受けてください。
次の患者には慎重に投与すること
・高齢者
全身状態が不良な患者
心刺激伝導障害のある患者[症状を悪化させることがある。
・重篤な肝機能障害又は腎機能障害のある患者
・幼児
零売薬局(れいばいやっきょく)という薬局をご存知ですか?
まだ馴染みのない言葉だと思います。
実は、零売薬局では零売制度という制度を利用して、病院や薬局でもらえるお薬が処方箋なしで買える薬局なんです。
全ての薬が該当するわけではありませんが、おおよそ半分ほどが該当します。
数字にすると、7000種におよびます。
仕事や学校などの用事で病院に行く時間が取れなかったりする時ありますよね。
そんな時に便利かなと思います。
零売制度について、解説します。
零売制度とは、止むを得ず医療期間を受診できない時に薬剤師のもとでお薬を購入できる制度になります。
対象の医薬品は、病院・薬局で取り扱われている医療用医薬品という部類のお薬になります。
ちなみに、ドラッグストア等で販売されているお薬は、一般用医薬品と呼ばれます。
さらに、医療用医薬品は処方箋医薬品と非処方箋医薬品の2種類に分けられ、零売制度では後者の非処方箋医薬品の購入が可能という仕組みです。
一部になりますが、処方箋医薬品に該当する薬は、向精神薬だったり血糖降下剤や血圧降下剤などがあります。
どのお薬が処方箋医薬品なのか判断するのは難しいと思いますので、薬剤師に相談してください。
そんな零売薬局ですが、全国的にまだ少ないのが現状です。
都内でも数店舗ほどです。
しかし、現在問題視されている医療費の削減や、予防医療の進展に寄与できると言われています。
今後、店舗はどんどん拡大していくと予想されています。
セルフケア薬局は日本初の零売薬局チェーンですので、今後ともよろしくお願い致します。
医療脱毛による痛みのある方で、病院に行く時間がなかなか取れないという方は、公式LINEで在庫確認や営業時間の確認ができますので追加してみてください。
さてさて、脱毛でよく使用されるキシロカインゼリーについて解説させていただきました。
市販では、同じものが販売されていないものの、零売薬局では販売されているという結果でした。
個人輸入している方が多いようですが、お薬の使い方は用法用量などしっかり守るようにしましょう。
副作用は突然起きてしまうこともありますが、防げるものもあります。
正確な知識を身につけ、使用するのがお薬の正しい使い方です。