コラム

ミヤBMはどんな薬?市販薬はあるの?

 

「ミヤBM」は「ビオフェルミン」と同じ整腸薬ですが、大きな違いがあるので比較をしながらミヤBMの整腸作用と特徴についてご説明していきます。

「病院にいく時間がない」とか、「症状が軽いから、病院にいくほどでもないな」という時のために、ミヤBMを市販で購入できる薬局のセルフケア薬局についてもご紹介します。

セルフケア薬局のHPはこちら!

 

今回のブログでは以下を知ることができます。

・ミヤBMを市販で購入する方法
・ビオフェルミンよりミヤBMを使用した方がいい時
・ミヤBMの詳しい特徴

 

ミヤBMを市販で購入したい

 

「ミヤBM」は医療用医薬品です。医師が診断に基づいて選び、患者さんに対して使用するものです。一般の方が購入することはできません。

 

しかし、酪酸菌を含んだ整腸薬はOTC医薬品として市販されています。

商品名をあげると「強ミヤリサン錠」や小児向けの「ミヤリサンアイジ整腸薬」です。
(ミヤリサン製薬の社名そのままのネーミングですね)

 

「病院にいけない、いくほどでもない」

「子供が急にお腹をこわしたときなどのために、薬を常備しておきたい」(=今現在、具合が悪いわけではない→処方はしてもらえない)

といった場合は、このようなOTC医薬品で対応することになるでしょう。
上記のケースでOTC医薬品ではなく、ミヤBMが欲しい場合には
零売薬局で購入することになります。

 

零売薬局でミヤBMの購入は可能

 

ミヤBMは処方箋がなくても買える病院と同じ薬(医療用医薬品)であり、自分で選んで購入し使うことはできません。
あくまで医師が診断に基づいて選び、自分の患者さんに対して使用するものです。

 

しかし事情があって処方を受けることができず、OTC医薬品でも対応ができない患者さんに対しては、薬局の薬剤師が直接対面で事情を聞いた上で、必要最低限の量の薬を小分けして売ることができます。

これが、処方箋がなくても買える病院と同じ薬(医療用医薬品)の「零売」です。「分割販売」とも呼ばれます。

 

しかし、零売の対応をしている薬局はほとんどありません。

零売は薬剤師の対面販売でなければならず、薬局まで来ていただく必要がありますので、まずは近くに零売に対応している薬局があるかチェックしてみてください。

 

当セルフケア薬局は、零売専門の薬局です。

お薬のことでご質問やご相談などありましたら、LINEからどうぞお気兼ねなくご連絡ください。
ちなみにLINEで友達追加していただくと、店頭でお薬を20%オフの価格で購入できます。

 

お腹の調子が悪く他にどんな薬があるのか知りたい時は、胃腸薬の一覧も参考にしてみてください。

 

ミヤBMの特徴

 

ミヤBMは酪酸菌(宮入菌)の効果でお腹の調子を整える薬です。

ミヤBMは、他の抗菌薬と一緒に服用しても整腸作用を発揮できるという特徴があります。

以下で詳しくご説明します。

 

ミヤBMの整腸作用の仕組み

 

ミヤBMを服用すると、腸管内で宮入菌が増殖します。
悪玉菌を抑制し、腸内フローラのバランスを善玉菌優位の方向へ改善してくれます。
腸内の善玉菌が優位になることは、お腹の調子が整うことにつながります。

また、宮入菌は「芽胞」という、言わば「バリアー」を作ることができるという特徴があります。

過酷な環境下でもバリアーをはって身を守ることができるので、腸内の善玉菌の中でも「生存力の強い菌」です。

 

風邪のときはビオフェルミンではなくミヤBMを

 

菌の生存力が強いと具体的にどんな利点があるのでしょうか?

お腹をくだす風邪を引いてしまったとき、整腸剤の他に風邪薬である抗菌薬も一緒に服用するケースが多いでしょう。

そんなとき、ビフィズス菌(ビオフェルミンの有効成分)には芽胞形成の能力がありません。
そのため、抗菌薬と一緒に使ってしまうと、ビフィズス菌も「菌の一種」なので影響を受けて効果が著しく落ちてしまいます。
ビオフェルミンは抗菌薬と一緒に使わないことになっています。

一方の酪酸菌を含む整腸薬(ミヤBMやビオスリーなど)は抗菌薬の影響下でも芽胞(バリアー)を形成して生き延び、整腸効果を発揮してくれます。

 

おまけ:ミヤBMの基礎知識

ミヤBMの有効成分:「宮入菌」が働く

 

ミヤBMの有効成分は、腸内細菌の一種である「酪酸菌」です。
別名を「宮入(ミヤイリ)菌」といいます。

1933年、宮入近治博士が人の腸内細菌の研究中、腸管の腐敗を抑える細菌を発見し、「”宮”入菌(Clostridium “B”utyricum “M”IYAIRI)」と名付けました。そう、これが後のミヤBMの語源になったわけですね。

宮入博士はミヤBMの製造販売元であるミヤリサン製薬株式会社の初代社長に就任するのですが、”ミヤ”B”M” と2回も名前が入ってしまうあたり、会社にとってすごく偉大な社長だったのでしょうね!

酪酸菌(宮入菌)は、1940年に製造販売承認を受けてから、今日まで広く使用されています。歴史ある国産の医薬品です。

 

「腸内細菌」と「腸内フローラ」とは

 

腸管内には数百から数千種の腸内細菌が生息していると言われていますが、人に対する働きの違いから3つに分類されます。

 

①「善玉菌」:ビタミンを作る、消化吸収を助ける、免疫力を強くするなど、人にとって好ましい働きをする。

②「悪玉菌」:毒素やガス、発がん物質を作るなど、人にとって悪い働きをする。

③「日和見菌」:普段はおとなしいが、人の体が弱ると悪さをしだす。

 

そして、これらの腸内細菌達は、一定のバランスを保って生態系を形成しています。これを「腸内フローラ」といいます。

腸内フローラは食事やストレス、加齢による影響を受け変化します。腸内フローラのバランスが、悪玉菌優勢になってしまうと、軟便や便秘、腹痛などの症状を起こしたり、病気の原因になったりします。

 

 

まとめ

 

ミヤBMと宮入菌について、歴史ある国産の医薬品であること、バリアーを作る生存力が強い菌であることなど、お分かりいただけたかと思います。

 

医療財政がひっ迫している昨今、特に身近な病気、軽度の症状については、「病院受診からセルフケア」という流れが加速していくことでしょう。

セルフケア薬局は、今後もみなさんのセルフケアに役立つ情報を発信していきます!

 

急な腹痛、や便秘にお悩みの方は原因を探り解決することも大切です。
長期間に渡って何度も繰り返すという場合には一度医療機関を受診しましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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