トローチは連続で舐めたら駄目？何個まで？｜舐めすぎによる副作用

「のどの痛みがひどい時はトローチをずっと舐めていたい…」
「トローチは連続で舐めても問題ないのだろうか…」
トローチには消炎作用や殺菌作用があり、口腔内の炎症を抑えたり、風邪を引いた時などの喉の不快感を和らげるなどの作用があります。しかしトローチは、飴のような感覚で使用できることから、連続して口にしてしまうことが考えられます。では、トローチは連続で舐めることに問題はあるのでしょうか？

今回は、「トローチを連続で舐めたら駄目なのか？」「何個まで舐めていいのか？」という点をテーマにお届けしていきます。 のどの痛みがあり、トローチを購入しようと思われている方などはぜひご覧ください。

トローチは噛まないようにすること

トローチは、口の中でしっかり溶かして服用することで十分な効果が得られるため、トローチを噛み砕いたり飲み込んだりしてはいけません。正しい方法でトローチを服用しなければ、期待する効果が得られなくなるでしょう。

トローチの正しい服用の仕方

具体的なトローチの正しい服用の仕方としては、まずは口の中でゆっくりとトローチを溶かします。噛み砕いたり飲み込んだりせず、できる限り長い時間口の中にトローチをふくみましょう。トローチが溶ければ、そこから30分ほどは飲食を控えます。

トローチは舐めすぎるのは良くない？何個まで？

トローチを含めた医薬品は、過剰摂取や長期連用をすることによって副作用は起こりやすくなります。医療機関でトローチが処方される場合には、服用のタイミングや1日の服用数の上限が指定されますので、医師や薬剤師の指示に従いましょう。

ドラッグストアや薬局で一般用医薬品を購入する際は、何個まで服用できるかについては、商品のパッケージや添付文書を確認しましょう。1日に服用可能なトローチの数は、そのトローチの種類によって異なります。

連続してトローチを舐めたら駄目？

先ほどもお伝えしたように、病院で処方されるトローチは、医師や薬剤師の指示通りの錠数を服用してください。市販のトローチであれば、「成人の場合1回2錠を1日3回・朝昼晩服用」のような記載があります。この場合、喉が痛いからといって朝の時間帯に連続して3回トローチを服用する、などの行為は避けるべきです。副作用を起こさないためにも、トローチは必ず定められた用法・用量で服用しましょう。

のど飴の場合は？

トローチよりも気軽に食べられる飴は、お菓子のような感覚を持ちやすいことから、連続で舐めてしまう方も多いでしょう。しかし飴の中には、医薬品・指定医薬部外品に指定されているものも存在します。

医薬品・指定医薬部外品に指定されているのど飴を過剰摂取すると、トローチと同じように副作用のリスクは高まります。副作用を防ぐために、医薬品・指定医薬部外品と指定されているのど飴に関しても、商品パッケージの用法・用量を守りましょう。ちなみに、服用間隔に関しては、最低2時間はあけるようにしてください。

まとめ：トローチは連続で舐めたら駄目？何個まで？｜舐めすぎによる副作用

いかがでしたか？結論として、トローチは連続で舐めてはいけないということでした。トローチを舐め過ぎると副作用を招く恐れがあるため、注意しましょう。そのためにも、トローチの用法・用量は医師や薬剤師の指示、市販薬の場合には、添付文書を確認するようにしてください。不明な点がある場合には、市販薬であってもドラッグストアなどの薬剤師に相談することです。

同様に、のど飴の舐め過ぎも避けるべきです。喉の痛みや口の炎症が辛いのであれば、市販のトローチや飴に頼るだけでなく、状況に応じて医療機関を受診し、適切な治療を受けてください。