コラム

よく使用される解熱剤 アセトアミノフェンには市販薬はあるの?

よく使用される解熱剤 アセトアミノフェンには市販薬はあるの?

こんにちは!処方箋なしで病院の薬が買えるセルフケア薬局です。

今回は、アセトアミノフェンの効果や使い方、注意点などを解説します。
また、病院を受診せずにアセトアミノフェンを市販で購入する方法もご紹介します。

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1.アセトアミノフェンとは?

アセトアミノフェンは解熱鎮痛剤として使われているお薬です。日本だけでなく海外でもよく使われているお薬です。

1-1.アセトアミノフェンの主成分や種類は?

アセトアミノフェンの主成分は、名前のとおりアセトアミノフェンです。一般用のお薬だとタイレノールという商品名で販売されています。

アセトアミノフェンは幅広い年齢層で使えるお薬のため、さまざまな剤形、規格のものが各製薬会社から販売されています。代表的なアセトアミノフェンの種類は次のとおりです。

・アセトアミノフェン錠200mg
・アセトアミノフェン錠300mg
・アセトアミノフェン錠500mg
・アセトアミノフェン50mg坐剤
・アセトアミノフェン100mg坐剤
・アセトアミノフェンシロップ小児用2%
・アセトアミノフェン細粒20%

錠剤を飲み込むのが苦手な子供にはシロップや細粒がよく処方されます。

1-2アセトアミノフェンとロキソプロフェンの違いは?

アセトアミノフェンと同様によく使われている解熱鎮痛剤として、ロキソプロフェンも知られています。どちらも解熱鎮痛剤という大きなくくりでは同じお薬ですが、細かく見ていくといくつか違いがあります。

〈服用できる年齢の違い〉
アセトアミノフェンは幼児や小児から服用できるお薬です。市販薬でも3歳から飲めるものが販売されています。一方、ロキソプロフェンは、15歳からしか服用できません。
そのため小さな子供の発熱や痛みには、アセトアミノフェンが選択肢となります。

〈効果の違い〉
一般にロキソプロフェンのほうがアセトアミノフェンよりも解熱鎮痛効果が高いと言われています。アセトアミノフェンは解熱鎮痛剤のなかでも効き目がマイルドなお薬です。
そのため、症状の程度や体質によってはアセトアミノフェンを服用しても「効かない」と感じることもあるでしょう。そのような場合は、適切な解熱鎮痛剤を選ぶ必要があります。

〈副作用の違い〉
解熱鎮痛剤の多くは副作用として胃腸障害が起こりやすいことが特徴です。痛みや熱の原因となるプロスタグランジンという物質のはたらきを抑えることで、同時に胃を守っている成分のはたらきも抑えてしまうためです。
しかしアセトアミノフェンは、プロスタグランジンにはほとんど影響を与えないため、解熱鎮痛剤の中でもっとも胃腸障害が起こりにくいとして知られています。
そのためロキソプロフェンと比べると、アセトアミノフェンは胃に優しいことが特徴です。胃への負担が少ないため、空腹時でも飲めるとされています。

1ー3.アセトアミノフェンを含む市販薬

アセトアミノフェンを含む市販薬には、大きくわけて2つの種類があります。
1つはアセトアミノフェンのみを配合した飲み薬です。こちらはあまり種類がないため、製品が限られています。もう1つはアセトアミノフェン以外にも他の成分が配合されているものです。

〈アセトアミノフェンのみを含む市販薬〉
・タイレノールA
アセトアミノフェンのみを含む市販薬の代表とも言えるのが、解熱鎮痛剤のタイレノールAです。海外でも売られている製品で、1錠あたり300mgのアセトアミノフェンを含んでいます。

・ラックル速溶錠
ラックル速溶錠もアセトアミノフェンを1錠あたり300mg配合している解熱鎮痛剤です。
こちらは主に腰痛や神経痛に悩む方をターゲットに販売されています。水なしで服用できるため、症状が気になるときにいつでも服用できることが特徴です。

・小児用バファリン
3歳から服用できる解熱鎮痛剤です。アセトアミノフェン以外の成分は配合されていないので、眠くなりません。小さな子供でも飲みやすいように、フルーツ味になっています。

〈アセトアミノフェン以外の成分も含む市販薬〉
・バファリンプレミアム
アセトアミノフェンのほかに、イブプロフェンも配合された解熱鎮痛剤です。イブプロフェンも解熱鎮痛作用をもつ成分の1つで、市販薬に広く使われています。

・パブロンSゴールドW
アセトアミノフェンは、発熱や頭痛などをやわらげる目的で総合風邪薬にもよく配合されています。他に咳や鼻水を抑える成分なども配合されており、風邪で見られやすい症状をこれ1つで緩和することが可能です。

2.アセトアミノフェンの効果

アセトアミノフェンは、次のような効果が添付文書上で認められています。

・頭痛
・耳痛
・症候性神経痛
・腰痛症
・筋肉痛
・打撲痛
・捻挫痛
・月経痛(生理痛)
・分娩後痛
・がんによる疼痛
・歯痛
・歯科治療後の疼痛
・変形性関節症
・急性上気道炎(かぜ)の解熱・鎮痛
・小児科領域における解熱・鎮痛

効果を見るとわかるとおり、アセトアミノフェンは痛みや発熱に対して用いられるお薬です。
小さな子供でも服用できることから、小児科領域でも使用されています。

3.アセトアミノフェンの副作用

主な副作用としては、次のものが知られています。

・チアノーゼ
・血小板減少
・血小板機能低下
・悪心・嘔吐
・食欲不振
・過敏症

上記の副作用は、いずれも起こる頻度は不明です。このほか、まれにですが肝機能障害が起こることも知られています。
アセトアミノフェンを1日に2,400~4,000mgを4週間以上にわたって投与された患者703例のうち4.3%にあたる30例で肝機能の異常が見られました。

4.アセトアミノフェンの使い方や注意点

アセトアミノフェンは、副作用が少なく使いやすいお薬です。しかし、服用する上でいくつか注意点があるので確認しておきましょう。

4-1.用法および用量について

成人と幼児や小児とで、用法用量が異なります。

〈成人が服用する場合〉
成人が服用する場合は、1回あたりアセトアミノフェンとして300~1,000mgを服用します。1日に服用できる最大量は4,000mgまでです。
ただし自己判断で量を調節せず、必ず医師の指示に従って服用してください。
続けて服用する場合は、間隔は4~6時間以上は空けて服用します。

〈幼児や小児が服用する場合〉
幼児や小児が服用する場合は、体重に合わせて服用量を調節してください。

・体重10kgの場合
1回あたりアセトアミノフェンとして100~150mg

・体重20kgの場合
1回あたりアセトアミノフェンとして200~300mg

・体重30kgの場合
1回あたりアセトアミノフェンとして300~450mg

1回あたりに服用できる最大量は500mg、1日あたりの最大量は1,500mgです。幼児や小児が服用する場合も自己判断で量の調節はせず、必ず医師の指示に従って服用してください。

4-2.アセトアミノフェンは妊娠中、授乳中でも使っていい?

アセトアミノフェンは、妊娠中や授乳中でも服用できる、代表的な解熱鎮痛剤です。
妊娠中に服用しても、胎児の先天異常に影響しないことが確認されています。
また母乳を介して子供に影響が出ないことも確認済みで、授乳中の服用も可能です。

ただし添付文書上では「治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること」となっているので、医師の指示に従って服用してください。

4-3.アセトアミノフェンはインフルエンザのときでも飲める?

アセトアミノフェンは、インフルエンザウイルスに感染した場合でも飲めるお薬です。
アセトアミノフェン以外の解熱鎮痛剤の中には、インフルエンザのときに飲むとインフルエンザ脳症といって意識障害やけいれんを起こしやすくなるものもあります。

たとえばロキソプロフェンやメフェナム酸などがインフルエンザ脳症を起こす可能性がある解熱鎮痛剤の代表例です。アセトアミノフェンはインフルエンザ脳症の発症リスクを高めないことがわかっているため、罹患時でも服用できます。

5.アセトアミノフェンの購入方法について

胃腸への負担が少なく、子供でも服用できるアセトアミノフェンは、とても使い勝手のよいお薬だといえます。医療用と同じアセトアミノフェンを市販でも購入できたら便利だと思われている方は多いでしょう。

5-1.アセトアミノフェンは市販で購入できるの?

前述したように、アセトアミノフェンを含む市販薬はいくつか販売されています。
タイレノールAやラックル速溶錠、パブロンSゴールドWなどが代表例です。子供から飲めるお薬として、小児用バファリンも販売されています。

5-2.市販と処方薬とでは違いがある

市販でもアセトアミノフェンが配合されたお薬を購入できるのは事実ですが、処方薬とまったく同じものを購入できるとは限りません。
たとえば座薬やシロップ、粉薬でアセトアミノフェンのみしか配合されていない市販薬は、今のところ販売されていないのが現状です。

錠剤であればアセトアミノフェンのみを含んだ単剤がありますが、1日に服用できる上限量が処方薬とは大きく異なります。
市販薬は1日に900mgまでしか服用できませんが、処方薬では症状に合わせて1日4,000mgまで服用できるのです。

そのため人によっては市販薬のアセトアミノフェンでは効果が十分に出ない可能性があります。

5-3.処方薬と同じアセトアミノフェンが必要なら零売薬局

病院と同じお薬は、これまで受診して医師から処方してもらうほかに方法がありませんでした。
しかし近頃では、処方箋がなくても病院の薬が買える零売薬局(れいばいやっきょく)が増えてきています。

零売薬局とは、処方薬と同じお薬が処方箋なしで購入できる薬局のことを指します。
薬局にいる薬剤師がカウンセリングを行い、状況に応じてアセトアミノフェンを購入できます。
病院を受診する時間がなかなか取れない方でも処方薬を購入できる便利な薬局です。

5-4.なぜ零売薬局では処方箋がなくても薬を買えるのか

病院で処方してもらえるお薬は、大きく「処方箋医薬品」と「非処方箋医薬品」とにわけられます。このうち非処方箋医薬品に分類されるお薬は、医師の診察を受けなくても購入できることが特徴です。
通常の薬局では非処方箋医薬品であっても患者さんが購入することはできませんが、零売薬局なら薬剤師のカウンセリングのもとで購入できるようになっています。

5-5.零売薬局は今後増えていく

零売薬局は、仕事や育児などで忙しい方にはとてもありがたい存在です。しかし、残念ながらまだまだ店舗数が多くありません。
このような状況の中、セルフケア薬局では零売薬局を必要とする方がいつでも利用できるよう、店舗拡大に力を入れています。
零売薬局を普及させることで薬を必要とする方の手助けができることはもちろん、医療費の削減にも大きく貢献できるためです。
医療費が国の財源を大きく圧迫しているため、最近では保険適用時の負担割合を増やそうとする案も出ています。
このまま医療費が増え続けると、いつか私たちの生活にまで影響が出てしまうのです。

5-6.零売薬局をお探しならセルフケア薬局

セルフケア薬局は、日本で初めての零売薬局のチェーン店です。
零売薬局を必要とする方のために、店舗を拡大し続けています。零売薬局に少しでも興味をもった方は、ぜひお近くに零売薬局があるか検索してみてください。

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6.まとめ

アセトアミノフェンは、子供から大人まで服用できる解熱鎮痛剤です。
ロキソプロフェンと比べると鎮痛効果は弱めですが、胃腸障害が出にくいため服用しやすいお薬として知られています。
またインフルエンザ脳症のリスクを高めることがないため、インフルエンザを発症したときでも服用できます。

アセトアミノフェンは市販でも購入できますが、用量の上限量が処方薬とは異なるほか、坐薬や単剤の粉薬などは取り扱いがありません。
処方薬と同じアセトアミノフェンが欲しい場合は、医師の診察が不要ですぐに購入できる零売薬局を活用してみてください。

薬剤師 服部雄太
監修:
薬剤師 服部雄太
■薬学部卒業後、医療機器MR・調剤薬局での薬剤師経験を経て、現在調剤薬局を複数店舗展開中。
■処方箋なしで病院の薬が買える薬局を通して、受診ができない方々の健康支援を目指しています。
掲載しているお薬は一部です。必要なお薬がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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