食べ過ぎのデメリットとは?~食べ過ぎは胃腸炎の原因にも~

「食べ過ぎたことで胃がもたれている…」
「最近食べ過ぎているような気がする…」
バイキングなどでついつい美味しいものを目の前にすると、どうしても食べ過ぎてしまいますよね?また、ストレスが溜まっていたり、休みが続いていたりする時もお腹いっぱいに食べてしまうことがあるでしょう。

では、食べ過ぎるデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?食べ過ぎと胃腸炎の関係についても紹介していきますので、ぜひご覧ください。

Contents

食べ過ぎるデメリットとは?

早速、食べ過ぎるデメリットについて見ていきましょう。

肥満

摂取エネルギーが消費エネルギーより多いことが続くことで、残ったエネルギーが体脂肪へと変わり肥満になります。食べ過ぎて摂取エネルギーは多くなることはもちろんのこと、運動などをしないことによって消費エネルギーが減れば太りやすくなります。

胃もたれ

胃は食べたものを一定時間貯えるわけですが、食べ過ぎることによって消化が間に合わず、胃に溜まる時間が長くなるため、その分負担がかかりやすくなってしまいます。また、胃酸の過剰分泌によっても、胃の粘膜へダメージを与えます。これが、食べ過ぎによって胃もたれが起こる原因になります。

胸焼け

食べ過ぎは胃もたれだけでなく、食道にもダメージを与え胸焼けの原因にもなります。胸が焼けるようにひりひりする胸焼けが悪化すると、逆流性食道炎にもつながってしまいます。

生活習慣病

食べ過ぎてしまうと肥満につながりますが、肥満は動脈硬化症や糖尿病、心臓病などの原因になります。

胃腸炎

胃腸炎は文字通り胃や大腸、小腸などに炎症が生じた状態で、胃や腸の痛み・吐き気・下痢・嘔吐などの症状があらわれます。胃腸炎の原因としては、ウイルスや細菌によって引き起こされる感染性胃腸炎だったり、アレルギーや薬によって起こったりします。

胃腸炎は食べ過ぎによって起こることもありますが、感染症が原因ではないため、非感染性胃腸炎と呼ばれています。

スナック菓子の食べ過ぎには要注意

スナック菓子には脂質と食塩が多く含まれており、食べ過ぎには要注意です。脂質が多く含まれるものを食べ過ぎてしまうと、血液中のコレステロール値や中性脂肪値が高くなってしまいます。また、塩分の摂りすぎは腎臓の働きを悪くして、高血圧や動脈硬化を起こす原因になります。

夕食は就寝の何時間前に摂るべき?

食べ物は消化するのに時間がかかるため、夕食は就寝の3時間以上前に摂るのが理想とされています。就寝直前に食事を摂ってしまうと、眠りが浅くなったり胃腸への負担につながります。

胃を守るにはどうすればよい?

胃が荒れてしまう原因は食べ過ぎだけでなく、ストレスによっても不調を招きます。ですので、食べ過ぎに気を付けるだけでなく、ストレスを溜めずに自分をいたわることが、胃を快調に保つ秘訣でもあるのです。

また、食事を食べる時はよく噛んで食べると、胃の負担を軽減させることができますので、急いで食べることは避けましょう。

飲み過ぎも胃の負担になる

少量のアルコールであれば問題ないですが、アルコールを飲み過ぎると胃壁を刺激して、胃に負担をかけることになります。タバコも胃の血行を阻害するものですので、注意しましょう。

まとめ:食べ過ぎのデメリットとは?~食べ過ぎは胃腸炎の原因にも~

いかがでしたか?今回の内容としては、
・食べすぎることによって、肥満や胃もたれ、胃腸炎などの原因になる
・特に脂質が多く含まれるスナック菓子を食べ過ぎると、血液中のコレステロール値や中性脂肪値が高くなってしまう
・夕食は就寝の3時間以上前に摂ること
・胃を守るためには、食べ過ぎを避けたり、ストレスを溜めないことが大切
以上の点が重要なポイントでした。ついつい食べ過ぎてしまう…という方は、食べ過ぎのデメリットを深く理解しましょう。デメリットを理解すれば、食べ過ぎは改善できるでしょう。